誰も教えてくれないMAJIでオシャレなBGM特集!vol.2
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runpes music library -DISC REVIEW-
ファッション、カフェBGMセレクターrunpeが提案するFASHION WITH MUSIC。誰も教えてくれないMAJIでオシャレなBGM特集! vol.2。
これをしっていれば、女の子とドライブにいっても「意識高い系」お洒落なBGMとして何気なく、かけてうんちくをサラッといえちゃう。
アーティスト / Terrace Martin
タイトル / Velvet Portraits
Soop Doggの諸作やKendrick Lamarの2016年グラミー受賞作『To Pimp a Butterfly』のプロデューサーにも名を連ねるヒップホップ・プロデューサーでありサックス奏者であるTerrace Martinが、3年振りとなるリーダー作をリリース。
『To Pimp A Butterfly』と同時進行で制作、Robert Glasper、Kamasi Washington、Uncle Chucc、The Emotions、Lalah Hathawayら豪華メンバーが参加。Donny Hathawayの「Valdez in The Country」を下敷きに、メロウなインストに仕上げた「Valdez Off Crenshaw」、A Tribe Called Questリスペクトの「Tribe Called West」など彼自身のルーツに迫る曲から、『To Pimp A Butterfly』収録曲「Mortal Man」のカヴァーを披露しており、そのクレジットからも、彼の情熱とブラック・ミュージックの現在が凝縮されていることが伺える。
▼「Culy Martin feat. Robert Glasper, Thundercat and Ronald Bruner Jr.」
アーティスト / Jameszoo
タイトル / Fool
Flying Lotusが主宰するレーベル「Brainfeeder」の勢いが止まらない。Kamasi WashingtonやThundercatのリーダー作に続いて、2016年に紹介する注目アーティストの名はJameszoo。
ジャズをベースに繰り広げられるエクスペリメンタルな世界観の独創性はインパクト大。サイケデリックやノイズ音楽、クラウト・ロックなどからの影響も感じさせる、ライヴ感のある即興的演奏と共に爆発するアヴァンギャルドな魂。スタンダードなアンサンブルが崩れていく様、宇宙的な音の響き、恐いくらいに生活感溢れる生々しい音などが一体となった臨場感が凄まじい。オーディオ体験の未知なる可能性までも感じさせてくれる作品だ。
▼「Flake」