UK音楽界最重要女性シンガー、PJハーヴェイの22年ぶりとなる単独来日公演が決定
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史上初となる2度のマーキュリー・ミュージック・プライズを受賞し、今年リリースされた最新作『ザ・ホープ・シックス・デモリッション・プロジェクト』もUKチャート1位を獲得するなど現在のUK音楽界で最も重要な女性シンガー、PJハーヴェイ。
91年に自主レーベルからデビューシングルをリリースしたと同時に当時の女性アーティストとしては珍しい過激な歌詞が話題となりローリングストーン誌のベストソングライターに選出されるなど各方面から絶賛を受け、カート・コバーンが「好きなアルバムTOP20」にPJハーヴェイの92年作『ドライ』を選出したことで更に人気は過熱。スティーヴ・アルビニをプロデューサーに迎えたセカンド・アルバム『リッド・オブ・ミー』でもその果敢な表現は続き従来の女性ミュージシャンの価値観を打ち破ったシンガーとして今でも世界中に熱狂的なファンを増やし続けています。
日本でも根強い人気を誇っている彼女ですが、単独公演の開催は95年を境に行われておらず、もう日本で彼女の姿をみることは叶わないのかとやきもきする期間が長らく続いていました。
そんな中、遂に22年ぶりとなる奇跡の単独来日公演の開催が2017年1月31日(火)に決定。日本にいる全洋楽ファンにとって大事件となりそうな一夜のみのスペシャルショー、会場となるのはBunkamuraオーチャードホール。
最新作のツアーでは長年の音楽制作でのパートナーとも言えるジョン・パリッシュはもちろんのこと、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやゼム・クルックド・ヴァルチャーズで活躍したアラン・ヨハネス、そしてに元ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズのメンバーであり、ニック・ケイヴが在籍した伝説のバンド、ザ・バースデイ・パーティーのミック・ハーヴェイを含む総勢10名のバンドを率いてライブ活動を行っている彼女。
彼女のコソボ、アフガニスタン、ワシントンDCへの旅をドキュメントしたという最新作の楽曲を豪華すぎる編成でドラマチックに披露しているだけに日本で超一流のミュージシャンたちが結集したパフォーマンスを見られるのは一生の思い出となりそう。
11月12日(土)から開始する
22年ぶりの単独来日公演という大注目の公演はチェックする必要がありそうだ。