ニューヨーク、韓国、ロンドンでも評判のロックミュージカルが待望の日本上陸!『マーダー・バラッド』東京開幕
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2016年11月11日(金)より東京・天王洲銀河劇場にてミュージカル『マーダー・バラッド』が開幕した。同日、同会場にて公開舞台稽古と囲み取材が行われ、中川晃教、平野綾、橋本さとし、濱田めぐみが登壇した。
本作品はニューヨークのダウンタウンが舞台で、ナレーター(濱田めぐみ)のリードによって物語は進行していく。俳優を夢見ていたトム(中川晃教)と歌手を夢見ていたサラ(平野綾)は恋人同士だった。だが時がたてばその愛は冷め、失恋で傷ついたサラは博士号を持つマイケル(橋本さとし)と出会い結婚する。だが、あるときサラは街でかつての恋人であったトムと再会し、平穏な日常に変化が訪れる。
公開されたシーンは2シーン。1つ目はトムが経営しているバーでのサラとの再会場面。2つ目はトムとサラの不倫に気付いたマイケルが嫉妬の心を剥き出しにし、サラが動揺を見せ、3人がバーに集結する場面。
公開舞台稽古後の囲み取材は舞台衣装のままで登場。
作品の見どころについて主演の中川は「90分間歌だけで台詞が一切なくお届けしていく作品です。三角関係の話なんですけど、まるで昼ドラを見ているような内容となっています。バンドサウンドでとってもかっこいい音楽に乗ってお届けする、愛憎劇がこの作品の1つの見どころかな」と作品の魅力をアピール。
先に兵庫公演を経ての東京公演を迎えることに対し、平野は「兵庫で公演させていただいてその中でもかなり進化したなって。お客様に育てていただいたなという感覚がすごくあるので、この東京公演でも思ってもいないほどすごく進化していくんじゃないかなとすごく楽しみにしています」とコメント。
また中川は「今回ステージ上に客席があるんですね。セットの基となっているのがバーであって、そのバーにあるテーブルや椅子だったりにお客さんが座っている。ほぼ360度から見られているという中で90分間その役で生き続ける。僕たち4人の演者、バンドの4名、この8人で作り上げていっているんですけど、プラスお客さんが入るってことが、この作品の完成に向かっていくんだなと実感しました」と熱く語った。
爽やかな印象が強い平野は、今回セクシーさをまとう役どころについて「ここまでキスシーンが多かった舞台はなかったし、キスシーンよりさらに一歩先というか『あっ』とつい目を逸らしたくなるようなシーンは今まで演じたことがなかったので、今までになかった面をいっぱい出していこうと頑張っています」と自身にとって今回の新たな挑戦との発言。
ミュージカル『マーダー・バラッド』は11月11日(金)から11月27日(金)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演される。
(取材・撮影/鈴木 唯)
■日時・会場:
<兵庫>2016年11月03日(木)~06日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
<東京>2016年11月11日(金)~27日(日) 天王洲銀河劇場
■出演:中川晃教・平野綾・橋本さとし・濱田めぐみ
■訳詞・上演台本:森雪之丞
■演出:上村聡
■音楽監督:島健
■公式サイト:http://hpot.jp/stage/murderballad
■主催:ホリプロ/スポーツニッポン新聞社/WOWOW/銀河劇場
■企画制作:ホリプロ
【アフタートークショー開催!】
●11月13日(日)17:30公演後
中川晃教×平野綾×橋本さとし×濱田めぐみ
●11月20日(日)17:30公演後
中川晃教×平野綾
●11月23日(水)17:30公演後
橋本さとし×濱田めぐみ
※該当公演の
※イベント出演者は変更となる可能性がございます。予めご了承くださいませ。