父・尾崎豊のこと、自身の音楽観――初の大型ホールコンサートを前に尾崎裕哉が語った
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2016年9月、デジタル1stシングル「始まりの街」をリリースし、よみうり大手町ホールで行われた自身初となるソロ・コンサートを、満員の聴衆を前に成功裏に終えた尾崎裕哉。その後もミュージックステーションで父・尾崎豊の名曲「I LOVE YOU」を披露し、レコチョクCMでは俳優・村上虹郎とコラボレーションするなど、着実に歩みを進めている。
来たる11月27日(日)には、世界的オペラ&バレエ公演で知られる、クラシック音楽の殿堂、東京文化会館(大ホール)で行う初の大型ホールコンサートが控えており、大舞台を前に尾崎本人がBillboard Live NEWS 11月号で思いを語った。
「父親に声が似ていると言われるのは素直に嬉しいと思います。でも、いちばん影響を受けているのは、音楽との向き合い方なのかもしれません。音楽へのひたむきな情熱や純粋な思い、それらを僕が引き継いでいるなら有り難いし、「I LOVE YOU」など、父親の曲を歌うたびにその思いに触れる感触があります」
父・豊の音楽以外にも、エミネムやマドンナ、宇多田ヒカル、aikoから、ジョン・メイヤー、エリック・クラプトンといったロックも好んで聴いて育ってきたという尾崎。現在影響を受けているアーティストにはエド・シーランの名前を挙げる。
「彼の「Lego House」をよく弾き語りでカヴァーするのですが、そのスタイルやセンスには影響を受けたし、自分が目指す方向性のひとつでもあるかなと思います」
また、近年はハナレグミやKREVAといった日本のアーティストも好んで聴いているそうで、「自分がやりたいのは、やはり『日本語で歌うこと』」と強調する。
また、先日のよみうり大手町ホールでの公演に関しては、
「オリジナルを中心に、父、尾崎豊の曲、カヴァー曲を披露しましたが、プロデューサーの須藤晃さんのアドバイスを聞きながら、自分なりの色が出せるような選曲を心がけたつもりです。今、ライブで披露しているオリジナルは10数曲あって、ストックをあわせると20~30曲。弦楽クァルテット編成のアレンジに合うような曲を選び、父の人気曲「Teenage Blue」などはピアノとギターで新鮮な印象になったと好評でした」
と振り返る。
最後は東京文化会館の公演に向け、
「一回限りのコンサートなのでプレッシャーはありますが、前回とはまた違う僕の世界観をお見せすることができたら。今は、「チャレンジあるのみ!」と、自分に言い聞かせています」
と締めくくった。
なお、『billboard classics尾崎裕哉 premium ensemble concert』は、現在
日時:2016年11月27日(日)14:00開演
会場:東京・東京文化会館大ホール(※JR上野駅・公園口徒歩1分)
出演:尾崎裕哉、トオミヨウ(ピアノ)、ビルボードクラシックスストリングス
主催:ビルボードジャパン
後援:米国ビルボード、エフエム東京
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