嵐山を借景とする日本最初の枯山水庭園が初ライトアップ&夜間特別拝観

2016.11.17
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洛西屈指の名刹として有名な禅寺「鹿王院」で、初めてのライトアップと夜間特別拝観が、11月27日(日)~12月10日(土)までの14日間で行われる。

鹿王院は、足利義満が創建し、京都十刹第五位の格式を誇ったものの、応仁・文明の乱で焼失。その後、再建された古刹として長く愛されてきた。嵐山を借景とする日本最初の平庭式の枯山水庭園は、京都市指定の名勝であり、山門から中門へ続く石畳の参道とともに、紅葉の名所としても知られている。

今回の夜間拝観は、1日100人限定公開となっており、事前の申し込みが必要。境内に用意される照明は、現実から仏の世界へ導く光の路を表現し、舎利殿、庭園の紅葉などを柔らかい光で包む。禅寺の格調高い雰囲気を活かした光の演出が予定されている。

毎年紅葉シーズンは、たくさんの観光客で賑わう京都。初ライトアップを実施する鹿王院で、京都の紅葉を楽しんでみては。【関西ウォーカー編集部/スズキヒロシ】