「急な坂スタジオ」現運営団体が継続運営へ
2016.11.21
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公募審査による得点僅差で選出 「急な坂スタジオ」現運営団体が継続運営へ-横浜
横浜市は「急な坂スタジオ」(横浜市西区)の次期運営団体の選考結果を発表した。3団体からの応募があり、審査では現運営団体のNPO法人アートプラットフォームが、第二位との僅差で選出された。更新期間は平成29年4月から平成34年3月まで。
関連リンク(1)⇒「急な坂スタジオ(旧老松会館)」の次期運営団体が決定しました!
関連リンク(2)⇒急な坂スタジオ(旧老松会館)運営団体選考報告書(PDF)
同公募では、施設の特徴を活かした「子どもたちの創造性を育む」活動を次期運営団体に求めていた。採択団体のアートプラットフォームからは、現状の稽古場利用・アーティスト支援に加えて、小中学生向けの演劇/ダンスのワークショップ実施や、年間を通して行う「急な坂高校演劇部(仮)」の提案がなされた。
次点となった佐藤商事株式会社は、「花まる学習会王子小劇場」の劇場運営の経験を活かし、同スタジオを新しい拠点として変えていく意欲が評価されたが、二次選考の総合得点でわずかに第一位を下回る結果となった。
なお、採択団体には同施設が無償で貸与され、同施設における経費に充てることを前提に、補助金として2,700万円程度/年が交付される。
「急な坂スタジオ」
平成17年に閉館した「老松会館」(市営結婚式場)を、平成18年から舞台芸術の創造拠点として活用を開始。現在はNPO法人アートプラットフォームが運用し、レジデント/サポートアーティストの柴幸男氏(ままごと)、藤田貴大氏(マームとジプシー)が岸田戯曲賞を受賞するなど、日本の舞台芸術を支える施設の一つとなっている。
平成17年に閉館した「老松会館」(市営結婚式場)を、平成18年から舞台芸術の創造拠点として活用を開始。現在はNPO法人アートプラットフォームが運用し、レジデント/サポートアーティストの柴幸男氏(ままごと)、藤田貴大氏(マームとジプシー)が岸田戯曲賞を受賞するなど、日本の舞台芸術を支える施設の一つとなっている。
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