第一生命ホール クァルテット・ウィークエンド2016-17 プラジャーク・クヮルテット 深化し続ける音楽性はまさに“レジェンド”

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クラシック
2016.12.1


 弦の国チェコの“レジェンド”を、ぜひ体感したい。「プラジャーク・クヮルテット」は1972年、プラハ音楽院の学生たちによって結成。1975年のプラハの春音楽祭で国際舞台へと一歩を踏み出し、精緻で血の通った山碕智子の共演を得ての、ブラームスの五重奏曲第2番が軸に。「彼らの演奏を初めて聴いた時の衝撃は一生忘れません。明るく眩しいエネルギーを放ち、涙が出るほど感動して、『何があっても、自分は弦楽四重奏』を続けたいと思いました。共演にあたっては、彼ら持ち前の優しいオーラで包み込んでくれるので、一緒に音楽に没頭するだけです」と山碕は言う。そして、数ある弦楽四重奏曲の中でも「チェコに生まれた我々には、最もアプローチが容易」とメンバーが口を揃えるドヴォルザークから、第12番「アメリカ」と第10番、ふたつの傑作を配する。

文:笹田和人


第一生命ホール クァルテット・ウィークエンド2016-17 プラジャーク・クヮルテット
12/4(日)14:00
第一生命ホール
問合せ:トリトンアーツ・デスク 03-3532-5702 
http://www.triton-arts.net/
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