芝公園のオクトーバーフェストに潜入!極上ビール3選

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2015.8.23


8月21日から30日(日)まで、東京都港区の芝公園・集会広場で「芝オクトーバーフェスト2015」が開催している。

オクトーバーフェストとは、ドイツ・ミュンヘンで開催される世界最大のビールイベント。芝公園での開催は今年で6年目を迎え、毎年多くのビールファンでにぎわいを見せている。

夏を最後まで楽しみ尽くすには、うってつけの同イベント。その魅力をレポートすべく、ビール好きの記者が初日の会場に潜入してきた。

オープン前に到着すると、小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、入口にはすでに20人ほどの行列が。16時の開場と同時に、一目散に目当てのビールを購入する人の姿も見られた。

■ 日本初上陸のプレミアビールが集結!

会場に入ると、中央の飲食スペースを囲むように9つの店舗が並ぶ。スタッフによる元気な呼び込みの声が飛び交い、自然とテンションも高まる!約50種類ものドイツビールがラインアップされており、何を飲めばいいか迷ってしまうほどだ。

そこで、広報担当者におすすめを尋ねてみると、「芝会場でしか購入できない、日本初上陸のビールは必見です」とのこと。今回はその中から、伝統あるドイツの醸造所が作る、3種類のビールを紹介しよう。

「ヴァイエンシュテファン オリジナル ヘレス」(300ml・1100円、500ml・1600円)は、世界最古のビール醸造所として知られる、ヴァイエンシュテファンが手がけるビール。2014年度のワールドビアカップでは、金賞を受賞している。

軽やかな口当たりと、キレのあるすっきりとした喉越しが際立ち、渇いた喉に染み渡る爽快なおいしさ。苦味も程よく、全体的にバランスのとれた味わいのため、迷った時は最初の一杯に選んでみては?

次は、女性に人気の白ビールをピックアップ。「ホフブロイ トラインシュタイン ヴァイス」(300ml・1200円)は、ドイツ国内外のコンテストで、45回連続、金賞を受賞している。小麦を50%以上使用しており、苦味が少なくフルーティ。口の中に広がる爽やかな果物の香りと、奥行きのある風味を楽しめる。

個性豊かな黒ビール「ハッカー・プショール ミュンヘナーデュンケル」(400ml・1600円)も見逃せない。ローストした麦芽と、独自のマッシュ製法によって生み出される一杯は、香ばしさとほろ苦さが絶妙に調和する。力強いコクの中にも、カラメルを思わせるほのかな甘味が感じられ、重すぎない味わいが魅力だ。

■ ビールが進むフードも要チェック

ビールのお供に欠かせないフードも、豊富に用意されている。記者がチョイスしたのは、富士桜高原ビールの直営レストラン、シルバンズが提供する「ヴルストプレート」(2600円)。5種類のソーセージとフライドポテトを盛り合わせた、ボリューム満点のひと皿だ。ふんわりとした食感の白ソーセージ「ヴァイスヴルスト」や、大葉とパセリを練り込んだ「グリーンヴルスト」など、バラエティに富んだ味がそろう。

店舗スタッフによると、ホップを使用した新作「ホップヴルスト」が一押しとのことで、「ホップの苦味とソーセージの旨味がマッチし、ビールによく合います」とアピールしていた。ソーセージはどれもジューシーで、素材の良さが分かる上質なおいしさ。ビールとの相性を楽しみながら、食べ比べてみるのも良さそうだ。

本場のビールを片手に、こだわりのソーセージを頬張れば、それだけで幸せな気分に浸れるが、オクトーバーフェストの楽しみは、これだけではないという。

「世界中のオクトーバーフェストで活躍する、実力派バンドによるステージは見ごたえ十分です。ビールを片手に踊ったり、他のグループの人と乾杯したりと、とても盛り上がります。これが楽しくて、リピートする方もいるんですよ」と、広報担当者。

さらに、「女性にはドイツの民族衣装、ディアンドルのレンタルもおすすめです。子ども用も用意されているので、親子で着る方も見受けられます」とのこと。衣装のレンタル料は1時間1000円からで、20種類ほどのデザインから選べる。

おいしいビールとフードに加え、本場ドイツの雰囲気も存分に堪能できる「芝オクトーバーフェスト2015」。東京都の30代女性は、「黒ビールが好きなので、初上陸のミュンヘナーデュンケルが飲めて幸せです!天気の良い時に、もう1回来たいです」と話していた。東京タワーを見上げながら極上のビールを味わい、贅沢な夏の終わりを満喫してみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】
 

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