お台場でサンタとゾンビに会った 東京ジョイポリス『BIOHAZARD~邪悪の館~』&デックス東京ビーチ『サンタクロースのひと足はやい大掃除』レポート
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サンタクロースのひと足はやい大掃除
『BIOHAZARD~邪悪の館~』が12月23日に東京ジョイポリスでグランドオープンを迎える。その2日前、東京・お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」では、恒例の大掃除が行われていた。
サンタクロースとトナカイが手を振ったり飛び跳ねたりしながら、東京湾・レインボーブリッジ・都心のビル群が映る窓を清掃していく。
窓ふきを終えると、サンタが子供たちに「メリークリスマス」と挨拶をしながらプレゼントを配っていた。心温まる様子ではあるが、高所恐怖症の筆者にとってはこの後に取材を予定しているジョイポリスの『BIOHAZARD~邪悪の館~』並みに怖い体験があったのだ。
地上31mから地面を見下ろしての写真撮影。普段なら絶対にできないのだが、仕事ならやってしまうのは我ながら不思議である。記事を書きながら足が震えてしまうほどなのに。
「仕事なら何でも平気になってしまうのか」と言えばそうでもない。サンタクロースにひとときの安らぎを得てから向かったのは東京ジョイポリスの『BIOHAZARD~邪悪の館~』。2017年1月26日発売予定の『バイオハザード7 レジデント イービル』に先駆けて、バイオハザード7の世界を体験できるという新アトラクションは、筆者の人生において平気でいられなかったものの1つに挙がることになる。
1組最大10人で進み、チームの選択によってエンディングが変わるという趣向のアトラクション。自分の選択で失敗したらどうしようと思いつつ廃墟に入ると、薄明りしかなく、リーダーの持つペンライトが頼りになる。全員が入場して外からの灯が途切れると、いきなり選択しなければならない状況に。
序盤はまだまだみんな強気なので、選択もすんなりと決まる。
注意深く歩けばいけるんじゃないか?と思えてしまい、気楽な気持ちで進んでいた。しかし、徐々に恐怖の影が見えてくる。
猟奇的な夫婦の映像が始まったかと思うと調度も不気味になっていき、映像の出来事が現実に迫ってきた……。恐怖で怖気づく人も出て来て、選択は慎重さを増し、次第に選択そのものを避けようとするようになった。
一緒に参加したチームの反応をよく観察して、記事にしなければと思えば思うほど恐怖が伝染してくる。おそらく1人で体験するよりも何倍も恐ろしいのではないだろうか。
恐怖というものは人によって感じ方が違う。高所恐怖症の筆者は高い所というだけで足がすくむが、今回大掃除をしていたサンタやトナカイは高いというだけでは恐怖を感じないだろう。他人が怖がっているのを見て倍増する恐怖にも困ったものだが、感覚に他人との隔たりがなくなること、それ自体にも恐ろしさを感じた。
なんとか体験を終え、恐怖で冷え切った心を癒そうとコラボメニューを物色していると「これで体力回復だ!アイス」に目が行く。どうせならとことん寒くなってみようと、3階のテラス席で冷たい海風に吹かれながらチョコミントアイスを口にしてみた。なんだか爽快感を覚える。
コラボメニューは他にもあり、バイオハザードのボスキャラをイメージした「プラント42 ティー」は工芸仙桃という中国茶。
ポットの中に咲いた千日紅を愛でながら美容・美肌効果に優れたお茶を楽しめる。
『BIOHAZARD~邪悪の館~』は、本日12月23日よりオープン。12:00から18:00限定でフェイスペイントイベントも開催されるのでクリスマスの余興として参加してみてはいかがだろうか。
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東京・お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」
日時:2016年12月23日(金)予定
会場:東京ジョイポリス
所在地:東京都港区台場1-6-1デックス東京ビーチ3~5F
電話番号:03-5500-1801
アクセス:新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩2分 りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩5分
営業時間:10:00~22:00(最終入場21:15)※時期によって異なります。
料金:入場料(入場のみ)/大人(18歳以上)800円、小・中・高生500円
パスポート(入場+アトラクション乗り放題)/大人(18歳以上)4300円、小・中・高生3300円
日時:2016年12月21日(水)14:00~、16:00~
会場:お台場海浜公園 デックス東京ビーチ