宮木あや子原作『野良女』が舞台化決定! 佐津川愛美、芹那らがアラサー独身女子の本音を語る

2016.12.27
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野良女

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日本テレビ10月期水曜ドラマとして2016年10月から12月まで放送されていた『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の原作者・宮木あや子による小説『野良女』が舞台化することがわかった。

『野良女』は、結婚? 仕事? なんの為に生きている? と常に悩みがつきず、何事をするにも現実が重くのしかかってくる年齢を迎えたアラサー独身女子5人の物語。行きつけの小汚い居酒屋で泡盛を飲みながら続けられるガールズトークは、愚痴を言ったり自暴自棄な発言をしながらも、心底にあるのは「幸せになるまで死ねません!」ということ。あがき続ける5人の恥じらいを捨てたアラサー女子たちのホンネに、共感するのか、それとも耳を塞ぎたくなるのか。

原作は、女流作家・宮木あや子による同名小説。2014年に映画化し大きな話題を呼んだ『花宵道中』、2016年秋にドラマ化した『校閲ガール』など、宮木作品のメディアミックスからは数々のヒット作が生まれている。その新たな1ページが、今度は舞台の上で繰り広げられる。

佐津川愛美

主演を務めるのは、映画『蟬しぐれ』(2005)、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(2007)でブルーリボン賞助演女優賞にノミネートされるなど、実力派女優として知られる佐津川愛美。最近では『ヒメアノ~ル』で過激な官能シーンを演じ、高い評価を確立している。

芹那

沢井美優

深谷美歩

菊地美香

共演者には、バラエティアイドルから『リング・リング・リング2016』への出演などで本格的な女優へと転身した芹那、実写版『セーラームーン』で主演を務め女優業だけでなく、声優、舞台、そしてグラビアでも幅広く活躍を続ける沢井美優、新国立演劇研究所卒業生で蜷川幸雄作品にも出演するなど本格派舞台女優である深谷美歩、『特捜戦隊デカレンジャー』のピンク役で特撮ヒロインとしてブレイクし、声優業、『レ・ミゼラブル』出演など舞台でも精力的な活躍を続けている菊地美香など、個性豊かな豪華メンバーが名を連ねている。

脚本演出もアラサー「野良女」によって行われることが決まった。演出の稲葉賀恵は現在30歳。「文学座」に所属する気鋭の若手女性演出家だ。脚本のオノマリコは33歳。「趣向」主宰でマグカル・シアター in KAATに戯曲が選出された経歴を持つ。音楽には今夏サンシャイン劇場への進出を果たした今最も勢いのある劇団の一つ「劇団鹿殺し」のオレノグラフィティを迎えている。

不倫、DV、遠距離恋愛、そもそも彼氏がずっと居ない……など様々な問題を抱えながらも、彼女たちは毎晩居酒屋に集まって、泡盛を片手に管を巻く。彼女たちのガールズトークには可憐さも恥じらいもなく、下品そのもの。しかし、どこまでもリアルだ。

その様子はまさに、ニューヨークに住む30歳独身女性4人の生活をコミカルに描いた『Sex and the City』の日本版と言えるだろう。キャッチーなタイトルを引っさげ、『野良女』が2017年春、劇場に立つ。

主演・佐津川愛美コメント
野良女ドンピシャ世代28歳の佐津川です。 アラサーという認識がありながらも脳内で認めていない所があったようで、この原作を読んだ時に衝撃を受けました。ゆっくりながらもただただ生きているこの作品のキャラクター達が私は大好きです。笑ってもらっていいのです。ちゃんとアラサーの私達が演じるのだから。 宮木先生の描かれた野良女に敬意と自信を持って、この年齢だからこそ描けるものを女子全員でしっかりと創り上げたいと思います。ぜひ劇場で野良女な私達の会話に参加して下さい! 


美女5人による下ネタ全開のあけすけトークを、劇場で目撃せよ。

公演情報
野良女

期間:2017年4月5日(水)~2017年4月9日(日)
会場:シアターサンモール
出演:佐津川愛美 芹那 沢井美優 深谷美歩 菊地美香 他
演出:稲葉賀恵(文学座)
脚本:オノマリコ
音楽:オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
公式サイト: http://noraonna-stage.jp
 

 

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