ピンク・フロイドのデイヴィッド・ギルモアが、雑誌のオマケCDにビートルズのカバーを提供

2015.8.28
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ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが、英国音楽誌「MOJO」付属のCDにビートルズのカバーを提供

ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが英国音楽誌「MOJO」のCDでビートルズをカバーし大きな話題となっている。

MOJOは英国で発行されている音楽専門誌で、大物の新曲や独占音源が収録されたCDが付録として付いてくることで知られており、ここ日本でも大手CDショップや書店など洋書が販売されているところでは比較的容易に入手が可能。

その最新号(英国時間、2015年8月25日発売)に付属のCDは「David Gilmour & Friends」と題され、このCDで初公開の独占音源として、ビートルズのカバー曲「Here, There and Everywhere」が収録されている。

雑誌の付属CDに独占という形態は、定額制音楽サービスが一般的になりどんな音楽にもアクセスが可能になった現在、アーティストや楽曲の希少価値を高める方法として改めて注目され始めているが、この超大物の独占音源ということで発売前から大いに話題となっていた。

ピンク・フロイド周辺はここ最近活動のニュースが続いており、昨年はバンドの20年ぶりの新作にして最終作のアルバム『The Endless River』が発売。21か国のアルバムチャートで1位を獲得している。また、デヴィッド自身も9月18日に9年ぶりとなる待望のソロアルバム『RATTLE THAT LOCK 』の発売をアナウンスしている。

ピンク・フロイドの実質的なリーダーであったロジャー・ウォーターズも92年に発表したソロアルバム『Amused to Death』の新装リマスター盤を発表したばかりで、9月28日には2011年から3年間かけて行ってきたツアー「Roger Water's The Wall」を収録した映画の世界同時公開が控えている。

67年のデビューから50年弱。いまだに世界最高峰のバンドとしてシーンに君臨するピンク・フロイドの影響力は増すばかりで、各メンバーの活動からもしばらくは目が離せそうにない。

 

David Gilmuor
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