佐野元春が新作アルバムやセルフカバー盤の発売を予告、20周年記念盤リリースほのめかす

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音楽
2017.1.10
左から長門芳郎氏、佐野元春、能地祐子。(c)Sony Music Direct (Japan) Inc.

左から長門芳郎氏、佐野元春、能地祐子。(c)Sony Music Direct (Japan) Inc.

佐野元春が本日1月9日に東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにてトークショーを開催。2017年の動向について語った。

このイベントは佐野の過去作「BACK TO THE STREET」「Heart Beat」「SOMEDAY」が2016年11月にアナログ盤で再発されたことを記念して行われたもの。現在タワーレコード渋谷店5Fで限定復活している伝説的レコードショップ・PIED PIPER HOUSEの店主である長門芳郎氏とのトークショーという形で行われ、司会進行役は音楽評論家の能地祐子が務めた。

2016年を「とても忙しかった」と一言で振り返った佐野だが、すでに昨年からTHE COYOTE BANDとの新作オリジナルアルバム、The Hobo King Bandとのセルフカバーアルバム第2弾のレコーディングを並行しており、その忙しさは継続中の模様。これら2作品について佐野は、いずれも2017年にリリースを予定していると語った。

 

また長門と能地は1997年に発表された佐野のアルバム「THE BARN」に深く関わっていたことから、3人は「THE BARN」制作時の貴重なエピソードを披露。このアルバムの20周年記念盤のリリースもほのめかし、会場を沸かせていた。

このほか、学生の頃からPIED PIPER HOUSEによく足を運んでいたという佐野が、当時の店舗のことやアナログレコードのことについてトーク。イベントの最後には来場者からの質問を受ける一幕もあり、イベントは予定時間を超えた内容の濃いものとなった。

音楽ナタリー
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