2017年、日本へ初上陸する『EDC』とは? 本場『EDC LASVEGAS 2016』体験レポート
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初めまして! PARTY FISH YURI(パーティーフィッシュユリ)と申します。私は初めて行った海外フェスからフェスカルチャーの影響を受け、そのカルチャーを日本に発信するために活動しています。
今までアメリカ、ロンドン、オランダ、タイ、韓国、シンガポール、中国、台湾と世界のフェスに参加してきましたが、今まで経験してきた中で最も感動したフェス『EDC』(Electric Daisy Carnival:エレクトリック・デイジー・カーニバル)についてお話したいと思います。
『Ultra Music Festival』(ウルトラ・ミュージック・フェスティバル)、『Tomorrowland』(トゥモローランド)と並び、世界三大フェスティバルの1つでもある『EDC LASVEGAS 2016』へ行ってきました! 『EDC』に行ってみたかった理由としては、このイベントの魅力“PLUR”の精神があること。PLURとは、Peace(平和)、Love(愛)、Unity(団結)、Respect(尊敬)という4つの要素をまとめたものであり、この精神を持っているレイバー(参加者)を“Kandi Raver”(キャンディー・レイバー)といいます。派手な衣装に、グリッターメイク、腕には“Kandi”(キャンディー)。
そう、このイベントの主人公は私自身……あなた自身なのです!
ラスベガス中心街から会場までは約50分。数えきれないぐらいのシャトルバスが往来し、私たちを会場へ運んでくれます。シャトルバスの車内では興奮を抑えきれず、皆どこの国から来たかを自己紹介が始まったり、歌ったり踊ったりするバスもあり。道中からフェスは始まっているのです!
バスを降りて荷物検査→
会場は普段サーキット場になっているため、移動が大変なのですが、『EDC』はステージ上だけでなく、移動中もダンサーのパフォーマンスがあったり、動きながら光るモニュメントが現れたりと、常にパレード状態で移動も苦ではありません。
ステージの大きさはさまざまですが全部で8ステージ。
“KINETIC FIELD” “COSMIC MEADOW” “CIRCUIT” “NEON GARDEN” “BASS POD” “STAGE 7” “WASTELAND” “UPSIDE DOWN HOUSE”
地図で見るとかなりステージの間隔が近そうに見えますが、かなり距離があるので移動にも一苦労です! それぞれのステージ演出が細かくてどのステージも見入ってしまいました。
“WASTELAND”は、HARDSTLYE(ハードスタイル:BPM150前後のハードダンスの一つ)、GABBA(ガバ:BPM180以上のハードコアテクノの一つ)のようなハードサウンドステージ。廃墟的なイメージでハードサウンドに合ったステージ構成でした。
“CIRCUIT”は、液晶を存分に使ったステージで、レーザーと花火の演出が印象的。ここで聞く“ERIC PRYDZ”(エリック・プライズ)と “Above & Beyond”(アバヴ アンド ビヨンド)の神秘的なサウンドと演出は、ここでしか見られない感動的な1コマでした。VIPからの眺めもまた一段と格別でした。
中でもメインステージの“KINETIC FIELD”のステージセットの迫力は圧巻! とにかくステージが大きすぎてどこにDJブースが分からない程の横幅の広さ。ステージ演出では花火はもちろんのこと、ラスベガスで有名なベラージオホテルを思わせる噴水の演出、VJのカラーと合わせてメインにある蓮の花が光りながら動き、日が落ちてくるころには、こんなに後ろまで!?と思わせるレーザーの飛距離。どのステージも昼と夜とで違った顔を見せてくれて、私たちを楽しませてくれました。
メインステージ付近のVIPエリアには、フリーKandiを作れる場所もありました。
少しまったり落ち着きたいときは“NEON GARDEN”。テント状のステージで大人にはたまらない渋いテクノとハウス。
“COSMIC MEADOW”は、メインステージの次に大きいステージ。野球場の様に外野席があり、2階スタンドから芝生で寝転んでゆっくりできるところがグッドです! ここでは最前列にダンサーが登場し、オーディエンスと混じって踊るという演出も。
ステージ以外のエリアで楽しかったのは遊園地エリア。名前の通りコースターや観覧車などに乗ることができます。休憩スペースで仮眠もできたり、フードコートも充実。フリーウォーターなのでタンブラー持参は鉄則です。
1日目はどこにどのステージがあるか把握できなかったので、自分で組んだタイムテーブル通りにいかず苦労しました(笑)。また、会場が広く友達と会うことも困難になるため、前もって「このモニュメントに19時に集合!」などと予定を決めて集合していました。
もちろんアーティストパフォーマンスはフェスの楽しみではありますが、もう一つの楽しみはたくさんの“Kandi Raver”に出逢えることです。2・3日目では、1日目に出会った“Kandi Raver”と集合して『EDC』へ!
もちろん『EDC LASVEGAS』の3日間はメインイベントになるのですが、『EDC』が始まる前の“EDC WEEK”も注目すべきイベントの一つです。
ラスベガス中心街で毎晩・毎朝行われるパーティーウィークは、毎日嫌になるほどパーティー三昧(笑)。日本で味わうことができないまさに「ゴージャス」の一言。
Skrillex(スクリレックス)とMarshmello(マシュメロ)という豪華なラインナップ。“Surrender Nightclub”のVIPからの眺めは圧巻でした。
“BASS MUSIC”(ベース・ミュージック:ヒップホップのジャンルの一つで近年はダブステップも含まれる)でこの規模。
Abouve&Beyond “Above & Beyond”のプールパーティー(MGM Grand)も朝から満員。すべてホテル内にあるとは思えない大きさに唖然としました。
アジア人が少なく沢山の人に聞かれたのが、「EDCJPはいつするの?」という質問でした。『EDC』は世界中を飛び回る“EDCファン”が多数実在するとのこと! イベントコンセプトが好きすぎて飛び回っているそうです。そんなイベント自体のファンを作ってしまう『EDC』がついに日本で開催されます!
アメリカに住んでいる私の友達も「初来日はEDCJPが開催されたらかな!」と話していました。日本国内だけでなく海外からも注目され、最も海外からレイバーが来日するイベントになるのではないでしょうか?
私が今まで行った海外フェスの中で、こんなにオーディエンスが幸せそうにしているイベントは今までにないと断言できます。日本で開催されることはすごく嬉しく、私自身も楽しみにしています。
また『EDC』が開催されることにより、より海外へ日本のEDMフェスの魅力が伝わればいいなぁと思っています。
Text by PARTY FISH YURI
日程︓2017年4月29日(土・祝)・30日(日)の2日間
場所︓ZOZO マリンスタジアム&幕張海浜公園・EDC特設会場
時間︓10時開場、11時開演予定
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受付期間 2017 年1 月23 日(月)12:00 ~ 2 月6 日(月)18:00(日本時間)
1 日券 14,000 円(税込/ブロック指定)
2 日通し券 26,000 円(税込/ブロック指定)
VIP 1 日券 33,000 円(税込/ブロック指定)
VIP 2 日通し券 60,000 円(税込/ブロック指定)
★VIP 特典:(専用ライブ・ビューイング・エリア他)
※その他の特典は後日公式WEB サイトでご案内いたします。
EDC オフィシャル第2 弾抽選先行予約受付(国内)URL:http://eplus.jp/edc/
EDC オフィシャル先着先行予約受付(海外)URL:http://eplus.jp/inb/edc/
■注意事項
※18 歳以上入場可、VIP は20 歳未満入場不可。
※入場時ID チェック有り。必ず顔写真付き身分証明書をご持参ください。
※アルコール飲料購入ご希望の方はID チェックブースにて顔写真付き身分証明書のチェックがござい
ます。チェック後リストバンドを装着していただきます。
※雨天決行、荒天中止。
※各ステージの入場制限を行うことがあります。
※出演アーティストおよび出演ステージ変更による
日本を代表するKandi Raver(キャンディーレイバー)の一人。2012年に初めて海外のフェスティバルを経験。その時に経験したカルチャーやファッションに刺激を受け、日本で活動を開始。
2015年 BSスカパー『BAZOOKA!』や『ミヤネのナンバーワン』にメディア出演。WEB情報サイト『EDM MAXX』、『Festival Life』で記事を連載中。
アメリカのレイヴブランド「iHeartRaves」で日本人初、Kandi Raverとしてのインタビュー記事が公式ブログに掲載される。2016年1月世界に発信する為、YouTubeチャンネルを開設。
Twitter:https://twitter.com/partyfishjp
Instagram:https://www.instagram.com/partyfishjp/
YouTube:https://youtu.be/uhjc6cDLp9k?list=PL26Gh_jVfSp1LzNAb3vhfpI_AMAMZIiJg