「ルパン三世」原作誕生50周年を記念し 『ルパン三世 カリオストロの城』MX4D(R)版を特別料金で期間限定公開

2017.1.18
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1979年に宮﨑駿監督作品として劇場公開された『ルパン三世 カリオストロの城』が、最新技術で甦らせたMX4D(R)版として、2017年1月20日(金)から期間限定で全国のTOHOシネマズほかMX4D(R)スクリーンにて特別上映されることが発表された。

宮崎駿の映画初監督作品として知られる本作を、シートの動き、振動、風、ストロボなどの特殊効果によって臨場感を演出する最新の体感システムMX4D(R)版として公開。さらに入場料金を従来のMX4D(R)版(一般3,000円)よりも安価な2,200円均一とし、MX4D(R)未体験の観客のご来場を歓迎するとのことだ。また、来場者にはMX4D(R)版を記念し、特製ポストカード(各劇場1,700枚限定)が配られる。

ポストカードのサンプル

映像は、2014年に劇場公開されたデジタルリマスター版をベースに、最新の技術と丁寧な手作業によりフィルムの汚れなどを除去、音声もノイズを取り除いて5.1チャンネル化。MX4D(R)ならではのシートポッパー(突き上げ)やウォーターブラスト(水しぶき)などの特殊効果が徹底的に施されている。

上映に先駆け、本編のヒロイン、クラリス役で知られる島本須美、目玉となるカーチェイスのシーンを担当したアニメーターの友永和秀氏(テレコム・アニメーションフィルム)が『ルパン三世 カリオストロの城』MX4D(R)版のダイジェストを体験し、コメントを出している。

左:島本須美 右:友永和秀氏

島本須美
特にカーチェイスのシーンは臨場感があって、印象に残りました。口を開けて観ていたら、水しぶきが口の中に入ってしまいましたので、口を閉じてご覧下さい(笑)。私は特にルパンが屋根をビュンビュンと高跳びするシーンが好きなのですが、とても動きが合っていた気がしました。初公開から38年経って改めて自分の演技を聞くと反省モードに入ってしまいますね。男性の中で理想の女性がクラリスというのはわかるような気がします。

 

友永和秀氏
最初は半信半疑で観始めたのですが、特に時計塔のシーンは臨場感があって良かったです。大画面で観ればさらに臨場感が出るのでしょうね。動きにメリハリをつけているのはいいと思います。今後は演出の人もMX4D(R)の動きも計算に入れて考えないといけなくなるかもしれないですね。『カリオストロの城』はカメラが固定ですが、最近のアニメのように手ぶれのシーンがあると動きが付けられて面白いかも。

 

ルパン三世 カリオストロの城』MX4D(R)版の上映館やスケジュールなどは公式サイトで確認してもらいたい。

http://www.lupin-3rd.net/mx4d/

 

イベント情報
 『ルパン三世 カリオストロの城』MX4D(R)版​

2017年1月20日より公開

【STAFF】
原作 :モンキー・パンチ
監督 :宮崎駿
脚本 :宮崎駿、山崎晴哉
作画監督 :大塚康生
音楽 :大野雄二
美術 :小林七郎
製作・著作・配給:トムス・エンタテインメント

【声の出演】
ルパン三世 :山田康雄
峰不二子 :増山江威子
次元大介 :小林清志
石川五ェ門 :井上真樹夫
銭形警部 :納谷悟朗
クラリス :島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎


原作:モンキー・パンチ (c)TMS

 

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