「警察じゃけえ、何をしてもええんじゃ」白石和彌監督の映画『孤狼の血』特報で中村倫也が狂犬ぶりを発揮

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2017.10.5
 (C)2018「孤狼の血」製作委員会

(C)2018「孤狼の血」製作委員会

2018年5月12日(土)公開の映画『孤狼の血』から、初の映像となる特報が公開された。

『孤狼の血』は、第69回日本推理作家協会賞を受賞し、第154回直木賞候補作ともなった柚月氏の同名小説の映画化作品。『仁義なき戦い』や『県警対組織暴力』の大ファンである柚月氏が昭和の広島を舞台にし、捜査のためなら違法行為も厭わない孤高のマル暴刑事・大上章吾(役所広司)と、その相棒の新米刑事・日岡秀一(松坂桃李)がある失踪事件を機に、暴力団同士の抗争に挑む姿を描く。映画『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督がメガホンをとる。

 

公開された特報はわずか30秒のものながら、冒頭から役所演じる大上の「警察じゃけえ、何をしてもええんじゃ」という、作品のテイストを色濃く表す発言からスタート。「魂に焼け付く、暴力とカタルシス」とのテロップとともに、眼光するどい大上と松坂演じる新米刑事・日岡の姿が映し出される。さらに、白石監督が「狂犬」と評するほどのアウトローな暴力団構成員・永川(中村倫也)が堂々と拳銃を片手に道を闊歩し、何者かに向かって発砲。『仁義なき戦い』を思わせる東映印のバイオレンス満載な映像に仕上がっている。

映画『孤狼の血』は2018年 5月12日(土)ロードショー。

作品情報
映画『孤狼の血』 
キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、音尾琢真、駿河太郎、中村倫也、中村獅童、矢島健一、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介ほか
原作:柚月裕子「孤狼の血」(角川文庫刊)
監督:白石和彌
配給:東映
公式サイト:http://www.korou.jp/
(C)2018「孤狼の血」製作委員会
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