ジャック・リヴェットによる12時間超の大作『アウト・ワン』が2月に上映
ジャック・リヴェット監督の映画『アウト・ワン 我に触れるな』が2月12日と2月17日に東京・練馬生涯学習センターで上映される。
1949年から映画製作を始め、ヌーヴェルヴァーグ運動の中心的な役割を果たしたジャック・リヴェット。1989年には『彼女たちの舞台』で『第39回ベルリン国際映画祭』国際映画批評家連盟賞、1991年には『美しき諍い女』で『第44回カンヌ国際映画祭』審査員グランプリを受賞した。80歳を超えてからも意欲的に活動していたが、2016年に87歳で逝去した。
『アウト・ワン 我に触れるな』は、ジャック・リヴェット監督による4作目の長編作品。ジャン=ピエール・レオやジュリエット・ベルトらが即興演技を繰り広げる群像劇で、上映時間は12時間半を超える。日本では、クラウドファンディングでの資金集めを経て、大寺眞輔が主宰を務める映画上映団体・IndieTokyoが日本語字幕付きの上映素材を作成した。
今回は、同作のエピソード1~4を2月12日、エピソード5~8を2月17日に上映。12月15日に新文芸坐で100枚限定の先行が発売されるほか、一般前売り券が12月18日9:00からPass Marketで発売される。詳細はIndieTokyoのウェブサイトでチェックしよう。