ウィリアム・クラインとアジアの写真家が写す都市ビジョン 『写真都市展』
『写真都市展 ―ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち―』が、2月23日から東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。
1928年にアメリカ・ニューヨークで生まれたウィリアム・クライン。写真、映画、デザイン、ファッションなど様々なジャンルで活動し、現代の視覚文化に影響を与えた。
写真評論家で美術史家の伊藤俊治がディレクターを務める同展は、ウィリアム・クラインの写真を出発点に、20世紀から21世紀の都市ビジョンの変貌を独自の写真の見せ方で提示する試み。クラインの写真や映画、グラフィック、コンタクトプリント、写真集、巨大写真に加えて、日本やアジアの写真家の作品を紹介する。参加作家には、クラインをはじめ、石川直樹+森永泰弘、勝又公仁彦、沈昭良、須藤絢乃、TAKCOM、多和田有希、西野壮平、朴ミナ、藤原聡志、水島貴大、安田佐智種らが名を連ねる。
会期中には、沈昭良と伊藤俊治による『沈 昭良の写真について、アジアの写真の特性について』、ドミニク・チェン、TAKCOMらによる『テクノロジーと表現』、椹木野衣と伊藤俊治による『現代美術と現代写真』といったトークイベントを実施。参加方法などの詳細は21_21 DESIGN SIGHTのオフィシャルサイトで確認しよう。