【動画あり】細川千尋「このフェス、楽しすぎるでしょ!」~『STAND UP! CLASSIC FESTIVAL 2018』<What’s “スタクラフェス”?>

インタビュー
クラシック
2018.8.17
細川千尋 (撮影:鈴木久美子)

細川千尋 (撮影:鈴木久美子)

 

<What's “スタクラ フェス”?> Artist Close-Up 細川千尋


来たる2018年9月23日(日・祝)秋分の日、『イープラス Presents STAND UP! CLASSIC FESTIVAL 2018』(略称 “スタクラフェス” )が、横浜赤レンガ倉庫の特設会場にて開催される。会場には3つの野外ステージ(HARBOR STAGE/GRASS STAGE/Sunday Brunch Classic Stage)が設けられ、午前10:30~午後8:30まで10時間にわたり、気鋭の演奏家たちにより、クラシックのよく知られた名曲からオペラ、ミュージカルの名曲、さらにはスタジオジブリの音楽まで、多種多様なプログラムが繰り広げられる。クラシックのコンサートといっても決して堅苦しいものではなく、屋外で潮風を感じながら、食べたり飲んだり、時には寝そべりながら、多様な音楽を気軽に楽しめるのが、このフェスの特徴だ。もちろんここでは児童の入場も可だ。

この新しいタイプの野外クラシック音楽フェスのSunday Brunch Classic Stageに、細川千尋ジャズトリオが登場する。細川は、2013年、スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバル・ソロ・ピアノ・コンペティションにて、日本人女性初のファイナリストとなるなどのソロ活動に加え、各地のジャズ・フェスティバルへの出演や、オーケストラとの共演など幅広いジャンルの演奏活動を国内外で行い、高い評価を得ているピアニスト・コンポーザーだ。クロスオーバーなオリジナル曲とトークも交えたソロ・ピアノコンサートが人気の一方、近年は細川千尋ジャズトリオとしての活動も活発で、9月28日(金)には大阪のザ・シンフォニーホールで「CLASSIC×JAZZ」のライブにも挑む。そんな細川に、スタクラフェスについて話を聞いた。

細川千尋

細川千尋

──スタクラフェスの話を最初に聞いた時、このイベントに対してどのようなイメージを抱きましたか?

「楽しすぎるでしょ!」と思いました(笑)。よくお名前を拝見するアーティストの方々が、これだけ一堂に会することって、なかなかないのではないか?と思いました。だから、このお祭りは楽しいに違いないと。

──屋外での演奏経験はおありですか?

いえ、外で演奏するのは今回が初めてなんです! ですからそれも楽しみですし、きっと屋内とは全く違う開放感があるでしょうし、鳥の声なども一緒に入ってきてくれたらいいなぁと思っています。

──「スタクラフェス」は新感覚のクラシック音楽フェスティバルですが、ジャズトリオとしては、ここでどういうプログラムを演奏したいですか。

やはり野外のクラシックフェスという初の試みであり、とても意義のある大きなイベントなので、私たちはジャズトリオですが、クラシック曲を中心にアレンジしたものをお届けする予定です。お客様は、きっとクラシックをよく聴かれる方がたくさんいらっしゃると思いますから、そういう方々にもクラシックからジャズへと抵抗なく入ってきていただけるようなプログラムにできたらいいなと思っています。

──演奏者/観客の立場を超えてこの野外フェスで楽しんでみたいこと、また気になるプログラムはありますか?

普段コンサートホールやライブハウスにはまだ入場できない年齢のお子さんも今回のフェスには沢山いらっしゃると思うので、そこがすごくいいなぁと思います。ジブリもあり、アニメもあり、世界まるごとクラシックもあり、どれもすごく素敵ですよね! うーん、どのプログラムも気になります! ここは一つに絞るのではなくて、どれも全部気ままにつまみ食いしたいですね(笑)。そういえば、実際に飲食しながら聴けるスペースもあるんでしょう? これは本当に楽しいに違いないです!

──出演なさるアーティストの方々が皆さん「心配なのは、自分がビールを飲む時間があるのか?だ」と言ってますね(笑)。

あぁ、それわかります!(笑) でも夕方だったら私の出番が終わっていて絶対大丈夫だと思うので(笑)、ビール片手に他の方の演奏を聴きたいと思います!

──会場となる赤レンガ倉庫や横浜界隈で行ってみたい、またお客様におススメしたいスポットやお店などはありますか?

横浜赤レンガ倉庫にはジャズのライブハウス「モーション・ブルー・ヨコハマ」があるのでよく行きます。横浜って空気がいい感じがするし、朝の日の出も夜の夜景も綺麗なんですよね。初日の出を見に行ったこともありますよ! 広々とした感じがすごく気持ちよいので、界隈を散策しながら素敵な音楽も聴く一日にしていただけたらいいんじゃないかな、と思います。

──では、最後にお誘いのメッセージをお願いします。

著名なアーティストの方々が色々なことをしてくれる、ジブリあり、アニメあり、オペラからミュージカルありですし、夕暮れにはGRASS STAGEで「プレミアムサンセット~キャンドルを灯して~」という目にも美しく楽しめる一日になると思います。私自身も初めて外で演奏させていただくことも楽しみですし、私たちにとっても色々なアーティストの方達との出会いの場ともなると思いますので、色々な意味で楽しみにしていますし、お子様方も気兼ねなくピクニック感覚でお越しいただけたら、と思います。

【動画】細川千尋さんよりメッセージ


取材・文=橘凉香  撮影=鈴木久美子

公演情報

『イープラス presents STAND UP! CLASSIC FESTIVAL 2018』
 
■公演日時:2018年9月23日(日・祝日)開場9:30/開演10:30/終演20:30 ※予定
■会場:横浜赤レンガ倉庫特設会場 (神奈川県)
 
■出演者(50音順):
【ソリスト】
伊藤悠貴(Vc)、伊礼彼方(Vo)、上野耕平(Sax)、大山桃暖(Pf)、金子三勇士(Pf)、北川辰彦(Bar)、小林沙羅(Sop)、小林美樹(Vn)、サラ・オレイン(Vo,Vn)、反田恭平(Pf)、髙木竜馬(Pf)、丹呉由利子(Mez)、DEPAPEPE、NAOTO(Vn)、中井亮一(Ten)、牛牛/ニュウニュウ(Pf)、藤田真央(Pf)、麻衣(Vo)、松下奈緒(Pf)、松田理奈(Vn)、三浦一馬(バンドネオン)、宮本笑里(Vn)、山本耕平(Ten)、LE VELVETS、他
【指揮】
青島広志、岩村力、横山奏
【アンサンブル】
シアター オーケストラ トーキョー、STAND UP! ORCHESTRA、ぱんだウインドオーケストラ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、岩城直也(Pf,編曲)

【Sunday Brunch Classic Stage】※無料ステージ
1966カルテット、こぱんだドラムス、實川風(Pf)、園田涼(Pf)、新倉瞳(Vc)、藤原功次郎(Tb)、細川千尋ジャズトリオ、正戸里佳(Vn)、mille baisers、山田姉妹、米津真浩(Pf)

【総合司会】松下奈緒

料金:
1日券シーティング:13,800円
1日券スタンディング:9,800円
半日券(14時まで):5,500円
※シーティングエリア内は座席あり・自由席になります。シーティングエリアへのご入場は「1日券シーティング」「半日券(14時まで)」をご購入のお客様に限ります。
※半日券(14時まで)は夜まで楽しみたいけど、小さなお子様がいてお昼過ぎまでしかいられない方の為にご用意した枚数限定の特別なです。開場から14時まで、シーティングエリア・スタンディングエリアの両方をご利用いただけます。それ以降はご退場をお願い致します。
※スタンディングエリアはすべてのお客様にご入場いただけます。
※雨天決行 ※4歳以上必要(3歳以下は保護者1名につき1名のみ入場無料)
※ステージ内容は変更になる場合もございます。予めご了承ください。

:好評販売中
 
■関連サイト:
公式サイト:http://standupclassicfes.jp
e+(イープラス):http://eplus.jp/
株式会社イープラス:http://corp.eplus.jp/
Twitter:https://twitter.com/stacla_fes2018
Facebook:https://www.facebook.com/Stand-Up-Classic-Festival-2018-216194119151436/​

■主催:イープラス/朝日新聞社/BSフジ
■協賛:クレディセゾン/ファミリーマート/テラダ・ミュージック・スコア
■後援:神奈川県/横浜市文化観光局/横浜港運協会/(一社)横浜港振興協会/tvk/FMヨコハマ
■企画制作:イープラス/Zeppライブ
■制作協力:クリエイティブマンプロダクション
■協力:日本クラシック音楽事業協会/ソニー・ミュージックエンタテインメント
■問合せ:イープラス:0570-01-2244(受付時間10時~18時・土日祝含む)
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