『VIVA LA ROCK』プロデューサー鹿野淳氏が主宰 『音小屋』が“ジャーナリスト科”と“フェス&イベント科”を開講

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音楽
2018.9.16

『音小屋』が11月から“ジャーナリスト科”を、12月から“フェス&イベント科”を開講する。

『音小屋』は、邦楽月刊誌『ROCKIN’ON JAPAN』の元編集長で、音楽フェス『VIVA LA ROCK』プロデューサーの鹿野淳氏が2012年にスタートさせた音楽ジャーナリスト養成学校。今回のジャーナリスト科、フェス&イベント科、どちらも全18回にわたる長期の開講となる。

ジャーナリスト科は、「今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための、様々な角度からの研究、実践、実技をする」ことを目的とする講座。鹿野氏のほか、小野島大氏、柴那典氏の3人が交代制で講師を務める。

また、フェス&イベント科講座は、「ライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう」ことが目的。2019年開催の『VIVA LA ROCK 2019』と連携し、鹿野以外にコンサートプロモーター、プレイガイド、ケータリング業者などがゲストとして講義を行うとのこと。

応募方法や定員、受講料などの詳細は、公式サイトを確認しよう。

主宰の鹿野氏のコメント全文は以下のとおり。

 

鹿野淳(『音小屋』主宰)

そもそもは、音楽ジャーナリストになる若手が減っていることや、その職についてもどうやって音楽メディアシーンを牽引していいかわからない人が増えている危機感の中で、新しくシーンを彩っていくメディア人を生み出すべく始めた音小屋ですが、今や生徒達は音小屋を経て、レコード会社、各メディア、ライター、コンサートプロモーター、自分でメディアを立ち上げるなど、様々なアクションを起こし続けています。本当に明日の音楽業界を牽引する光になり始め、喜ばしい限りです。

今回は、音小屋の根源的な目的である「今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための、様々な角度からの研究、実践、実技をする」ジャーナリスト科講座と、今の音楽業界を最も大きな力として支えている「ライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう」フェス&イベント科講座。恒例の2つのクラスによる長期講座を開講します。

「ジャーナリズム科」は今回、3人の講師が交代制で講座を務めます。小野島大氏は、音楽ライターとしてライティングを磨く講座の担当。柴那典氏は今の時代の音楽や音楽シーンの在り方を考え合う音楽メディアのHOW TO講座。そして私鹿野は、70年代以降のロックシーンを映像を使用しながら時代別に位置付けたり語り合ったりするヒストリー講座。それぞれ3つのカリキュラムを半年通して学んでもらいます。

そして「フェス&イベント科」は、来年のGWにさいたまスーパーアリーナにて開催予定の大規模ロックフェス「VIVA LA ROCK 2019」と連動した授業となっています。生徒には半年の様々な講義を経て、実際にフェスの中枢スタッフとして今や10万人を超える人々が参加するビバラを支えてもらいます。こちらの講座も、鹿野以外にコンサートプロモーター、プレイガイド、ケータリング業者などがゲスト講師として講義をします。

両方とも現場感覚がものを言う講義となりますので、「我こそは!」と思う方々、アツい応募を待っています。こちらも本気でやらないとフェスもメディアへの道も駄目になってしまうという大切なものなもので、あくまでも真剣にくらいついてくれる方を、たくさん待っています。

 

音小屋主宰:鹿野 淳

イベント情報

音小屋
【各授業案内&各開催日程】
■ジャーナリスト科 
講師:小野島 大 / 柴 那典 / 鹿野 淳
音楽ジャーナリストや音楽ライターになり、音楽メディアの軸になるためのノウハウを学ぶ講座です。今までのジャーナリズム科は雑誌、WEBサイト、単行本などを制作してきました。今回は「小野島 大」、「柴 那典」、「鹿野 淳」の3人がそれぞれの持ち味と専門分野なりの講義を行います。「ライティング」「今の音楽シーンにおけるメディア論」「ロックの長きに渡る歴史」を半年間かけて一気に学べる格好のチャンスです。各回ごとに3人の講師が授業を持ち回りながら、音楽メディアの変わってきたこと、変わらなかったことを三者三様の視点で、デジタル・アナログ双方から伝えていきます。
【開催日程】(全18回)
2018年:11月14日(水)/ 11月21日(水)/ 11月28日(水)/
12月5日(水)/ 12月12日(水)/ 12月19日(水)
2019年:1月16日(水)/ 1月23日(水)/ 1月30日(水)/
2月13日(水)/2月20日(水)/ 2月27日(水) / 3月6日(水) / 3 月13日(水) / 3月20日(水)/
4月3日(水)/4月10日(水)/4月17日(水)
※時間は全日程、20時〜22時(予定)。各講座約2時間。
 
【定員】
1クラス12名(定員を超過した場合、選考をさせていただきます)
 
【受講料】
11月〜1月分(全9回分)40,500円(税込)
2月〜4月分(全9回分)40,500円(税込)
※受講料は3ヵ月毎、2回に分けて支払い。
1月〜の3ヵ月経過後、引き続き参加いただける場合はその後の分の受講料として更に40,500円(税込)をいただきます。
 
■フェス&イベント科 
講師:鹿野 淳
フェスやイベントの企画制作プロデュースをできるようになるための講座。
来春開催のロックフェス「VIVA LA ROCK 2019」を実際にプロデュースする講師による、フェス制作のドキュメンタリーをそのまま授業に持ちこみます。ブッキング、グッズ、お金回りなどなど、フェスの運営と制作とプロデュースのノウハウを伝授し、実際に来年のビバラの中枢スタッフとして活躍してもらう講座です。過去4年間、この講座の生徒たちがビバラの本質と表情を支えてくれました。今年も期待します。
 
【開催日程】(全18回)
2018年:12月3日(月)/ 12月10日(月)/ 12月17日(月)
2019年:1月21日(月)/1月28日(月)/
2月4日(月)/2月18日(月)/2月25日(月)/
3月11日(月)/ 3月18日(月)/ 3月25日(月) /
4月1日(月)/ 4月8日(月)/  4月15日(月)/ 4月27日(土)〜5月6日(月・祝)/
5月13日(月)/ 5月20日(月)
※時間は全日程、20時〜22時(予定)。各講座約2時間。
※ビバラ開催期間中の4月27日(土)〜5月6日(月・祝)は授業2回分の扱いとします。
詳細は開講後、授業にて説明をします。
 
【定員】1クラス14名(定員を超過した場合、選考)
【受講料】
12月〜2月分(全9回分)40,500円(税込)
3月〜5月分(全9回分)40,500円(税込)
※受講料は3ヵ月毎、2回に分けて支払い。
12月〜の3ヵ月経過後、引き続き参加いただける場合はその後の分の受講料として更に40,500円(税込)をいただきます。
 
■募集要項(各講座共通)
【会場】株式会社FACT会議室(東京都世田谷区北沢2-14-16 北沢プラザビル4F)
【参加資格】高校生(15歳)以上の方
【持ち物】筆記用具、受講料 
※ブログやツイッターでの掲載等、2次使用されなければ小型の録音機材の持ち込みも可能です。
【応募方法】
オフィシャルサイトより、エントリーシートをダウンロードしてご記入の上、メール又は郵送にて送付してください。これまで音小屋を受講した方、ご応募をいただいた方も、改めてエントリーシートをご記入の上、ご送付ください。その他詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。
【選考通知日程】
10月中旬までに選考結果を合否問わずに通知します。
それまでに合否の通知が届かない場合は、音小屋のメールアドレスotokoya@fact-mag.comにその旨をご連絡ください。
 
【応募方法】
オフィシャルサイト( http://www.musica-net.jp/otokoya/ )より、エントリーシートをダウンロードしてご記入の上、メール又は郵送にて送付してください。
これまで音小屋を受講した方、ご応募をいただいた方も、改めてエントリーシートをご記入の上、ご送付ください。メールの場合は、必ず件名に「音小屋夏期講習応募」と明記ください。また、再応募の方はその旨も明記してください。その他詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。
 
【選考通知日程】(各授業共通)
エントリーシート、2018年10月中旬までに選考結果を通知します。それまでに合否の通知が届かない場合は、音小屋のメールアドレス(otokoya@fact-mag.com)にその旨をご連絡ください。
 
【応募締め切り】
2018年10月15日(月)23時59分まで
(郵送の場合、当日消印まで有効)
 
音小屋 オフィシャルサイト:http://www.musica-net.jp/otokoya/
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