お笑い番組を「再現」して成歩堂と共に事件の真相(オチ)に迫れ! 「リアル脱出ゲーム×アニメ逆転裁判 人気よしもと芸人殺人事件」にイープラス謎部が挑戦!
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熱血弁護士・成歩堂龍一が様々な容疑者有罪必至の裁判に挑み、証言の矛盾に「異議あり!」と切り込んで逆転無罪を勝ち取っていく人気アドベンチャーゲーム『逆転裁判』シリーズ。そのテレビアニメ版とSCRAPの「リアル脱出ゲーム」、さらによしもとクリエイティブ・エージェンシーの人気芸人による豪華なトリプルコラボが実現! それが2月28日の東京公演を皮切りに、全国20会場で開催される「リアル脱出ゲーム×アニメ逆転裁判 人気よしもと芸人殺人事件」だ。
トレンディエンジェル斎藤司&レインボー(実方孝生&池田直人)が本人役でゲームに登場。事件の謎を解いて容疑者となった斎藤さんを救うのがプレイヤーの使命だ。
トレンディエンジェル斎藤司
レインボー(左:実方孝生、右:池田直人)
今回は2月25日に新宿歌舞伎町の東京ミステリーサーカスで行われた先行体験会に、これまで様々なリアル脱出ゲームに挑戦して脱出成功記録を重ねてきたイープラスの社内サークル「イープラス謎部」が挑戦! お笑いネタとミステリー、そして『逆転裁判』テイストが融合した今回のゲームがいかなるものかを、実際のプレイの様子も交えてお届けしよう。
いよいよ会場入り テーブルには小道具が並ぶ
各チームのテーブルの上には番組で使われたいろいろなアイテムが置かれている
会場に入ったプレイヤーを出迎えるのは、いろいろなアイテムや様々な指示らしきものが描かれたテーブル、そして『斎藤司の爆笑ホップ・ステップ・ジャンプ』なるお笑い番組のセットが散りばめられた会場。
お笑い番組『斎藤司の爆笑ホップ・ステップ・ジャンプ』のセット設定
やがて会場が暗転すると、スクリーンには今回のリアル脱出ゲームのために作られたアニメ『逆転裁判』の映像が流れ始める。
逆転裁判の映像が流れる
パートナーの美少女霊媒師・綾里真宵と共にテレビ局のスタジオへとやってきた成歩堂。新たな弁護のオファーかと思いきや、お笑いオーディション番組に真宵が勝手に漫才コンビ「ベンゴボンゴ」として応募していたためだった。自分達に投票するサクラも仕込んだからと自信満々だった真宵だが、そのスタジオで事件が発生する。
スタジオで事件発生!
事件は人気芸人・トレンディエンジェル斎藤司が司会を務めるお笑い番組『斎藤司の爆笑ホップ・ステップ・ジャンプ』のリハーサル中に発生。出演者の一人で、どんな笑いでもとれる「伝説のネタ帳」を最近手に入れたと噂されて人気急上昇中のレインボー実方孝生が、罰ゲーム用に用意されたワサビたっぷりの寿司を食べて突然苦しみだし、意識不明の重体に陥ったのだという。
ワサビ寿司を食べて殺された?レインボー実方の死の謎を解け!
殺人事件発生! 犯人は斎藤さんなのか!?
現場に残された様々な証拠、そして頭にタライが落ちてきたショックで記憶が曖昧なリハーサル参加者達の証言は、司会のトレンディエンジェル斎藤が犯人であることを指し示していた。そんな絶望的な状況下で、成歩堂は斎藤の弁護を引き受ける。証拠の再検討を訴える成歩堂の言葉に、検察側のゴドーは「コーヒーを17杯飲み終えるまで」と一時間の猶予を与える。その限られた時間での調査を託されたのは、サクラとして真宵に集められて現場近くのスタジオにいるプレイヤー達だったのだ!
開始前には、お笑い芸人役になれるために自分が担当した芸人の持ちネタを会場の全員で練習してウォーミングアップ!
そんな設定でスタートする今回のゲームでは、6人で1チームのグループがリハーサルに参加した芸人の役を担当。台本に従ってリハーサル内容をみんなで再現しながら、証人達の証言との矛盾を見つけだしていくのだ。そして発見した証拠を持って裁判官に「これでもくらえ!」と申し立てをして、それが正解だった場合は次の謎へと進むことができる。
裁判官に証拠をつきつけろ!
さらに今回は、現在公演中の『さよなら、僕らのマジックアワー』でも導入されていたタブレット端末を利用したプレイがさらに進化。写真機能を使って証拠を押さえてそれを裁判官に提出できたり、推理が進むと成歩堂とゴドーがやりあうアニメーションなどのヒント映像が見られるなど、インタラクティブな機能の数々で推理を盛り上げてくれるのだ。
映像も観ながら推理を進める謎部チーム
お笑い芸人になりきって謎を解け!
こんな具合にお笑い芸人になりきって、この難事件に挑んだイープラス謎部でしたが……最後の謎に辿り着いたもののそこで無念のタイムアップで「脱出失敗」という結果に。今回の体験会では15チームが参加して脱出成功はわずか3チーム。そんな成功チームの中には何とよしもとの人気お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介さんの姿も! 開始前には「俺の後輩が疑われてるんだから、みんな助けてやってくれよな!」とゲキを飛ばして盛り上げて、きっちり結果を出した井上さん、やはりお笑い番組の現場経験がモノをいったのだろうか。
芸人役を演じながら矛盾を見つけだすまでは辿り着きやすいのだが、その矛盾を「証明」するための証拠固めには、様々な証拠物件の中に散りばめられた情報に気づき、それを組み立てる多角的な視点が重要となってくる。
▼会場にはフォトスポットもチームで記念写真
「お笑い」のイメージとは裏腹に本格的な推理要素がたっぷり詰まった「リアル脱出ゲーム×アニメ逆転裁判 人気よしもと芸人殺人事件」。『逆転裁判』やお笑いファンはもちろん、歯ごたえのある謎解きを楽しみたいミステリー好きにもオススメの公演だ。
会場ではバラエティに富んだオリジナルグッズも多数取りそろえられている。3000円以上購入で非売品の「成歩堂法律事務所」オリジナルボールペンがもらえる。
取材・文・撮影:斉藤直樹 協力:イープラス謎部