山村美紗サスペンス『京都 都大路謎の花くらべ』のビジュアルが解禁 波乃久里子、山村紅葉、中村梅雀ら豪華キャストに長谷川純が新派初出演

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2019.5.29

2019年8月3日(土)~17日(土)新橋演舞場にて上演される、八月新派公演、山村美紗サスペンス『京都 都大路謎の花くらべ』のビジュアルが解禁となった。

本公演の原作は、ミステリー界の女王と呼ばれた山村美紗(1934~1996)の小説「京都西大路通り殺人事件」。松竹は、平成18年9月に“山村美紗没後十年追悼”『京都 都大路謎の花くらべ』として上演。その後、平成22年10月に第2弾、さらに、平成27年10月に第1弾の再演をし、この度、新橋演舞場に初登場する。

脚本・演出を手がけるのは齋藤雅文。近年では江戸川乱歩作「黒蜥蜴」や横溝正史作「犬神家の一族」を劇化した。今回は、“新派版”として、人の心の機微を繊細かつ大胆に描く劇団新派が、装いも新たに上演する。

出演は劇団新派波乃久里子喜多村緑郎河合雪之丞に、新派初出演となる長谷川純、このシリーズ全てに出演している山村紅葉、そして、テレビ、映画、舞台と多方面で活躍する中村梅雀と豪華な顔寄せが実現した。

密室殺人、圧巻のどんでん返し……と、この夏、最高のミステリーとなる本公演。原作の人間関係やトリックはそのままに、大劇場ならではのダイナミズムで完成度の高い作品をお届けする。

《ストーリー》
京都・祇園のクラブ「牡丹」に飛び込んだ1本の電話。それはホステスの桃子が自宅で死んだという突然の知らせ。しかも部屋には鍵がかかったままだという。桃子は、ホステスでありながらも、女流人形師の歌乃(河合雪之丞)や日本画家の沢木(喜多村緑郎)という二人の天才芸術家が取り合うほど、モデルとしての魅力に溢れた女だった。
桃子を偲ぶ会に、「牡丹」のママ・美保子(波乃久里子)をはじめ、祇園はち熊の芸妓・小春(山村紅葉)やベンチャー会社社長の山田二郎(長谷川純)ら、桃子と親交のあった常連客たちが集まる。皆は警察が、桃子の死を服毒自殺と判断したことに疑いを持つ。果たして本当に自殺なのか。密室殺人の可能性は……。美保子や小春はあらゆる可能性を排除せず、独自に真相を探り始め、京都府警の狩矢警部(中村梅雀)もまた、自身の経験と勘から“他殺”の可能性を追求し始める―――。

 

公演情報

八月新派公演 
山村美紗サスペンス『京都 都大路謎の花くらべ』

         
原作:山村美紗 脚色・演出:齋藤雅文
出演:波乃久里子、喜多村緑郎、河合雪之丞、長谷川純、山村紅葉、中村梅雀 ほか
 
日程:2019年8月3日(土)~17日(土)
場所:新橋演舞場
 
料金(税込)】                      
1等席12,000円 2等席8,500円 3階A席4,500円 3階B席3,000円 桟敷席 13,000円
 
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