舞台芸術祭フェスティバル/トーキョーが全プログラムのラインアップを発表

舞台芸術祭フェスティバル/トーキョーが、2019年10月5日（土）から11月10日（日）に東京芸術劇場、あうるすぽっと、シアターグリーンほかで開催される。このほどフェスティバル/トーキョー実行委員会がプログラムのラインアップを発表した（各プログラムは下記イベント情報欄を参照のこと）。

フェスティバル/トーキョー（F/T）は、舞台芸術の魅力を多角的に発信し、社会における芸術の新たな可能性を追究する芸術祭だ。2009年スタート以来、毎年秋に国内外の先鋭的なアーティストが集結し、演劇、ダンス、音楽、美術、映像等のプログラムを、東京・池袋エリアを拠点に上演・実施している。

今回は「からだの速度で」をテーマに、世界8カ国の拠点から集結した12組のアーティストが15以上の多彩なプログラムを展開する。オープニングは舞台美術家による新たな祭り『移動祝祭商店街』をトランパル大塚や豊島区内商店街で実施。舞台美術家で結成されたセノ派が商店街に滞在し、地域の特徴を取り入れた特別な山車をつくる。 まつり／コミュニティの本質を再発見する当プログラムは、都市の日常の風景に新たな眼差しを向け、物語を紡いでいくためのきっかけとなることを目指している。人と都市から始まる舞台芸術祭に今年も注目したい。