『くものうえ⇅せかい演劇祭』で好評だった『でんわ de 名作劇場』を再スタート SPACの俳優が電話越しに名作を朗読

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2020.6.3
『でんわ de 名作劇場』 デザイン:佐藤里瀬(SPAC創作・技術部 衣裳班)

『でんわ de 名作劇場』 デザイン:佐藤里瀬(SPAC創作・技術部 衣裳班)


SPACが、2020年6月6日(土)より、俳優が電話越しに名作の朗読をする『でんわ de 名作劇場』を再開することを発表した。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、SPACではゴールデンウィークに予定していた『ふじのくに⇄せかい演劇祭 2020』を中止するとともに、同時期にオンラインの国際フェスティバル『くものうえ⇅せかい演劇祭 2020』を開催した。

本企画は、演劇祭の1プログラムとして4月16日(木)からゴールデンウィークまでの20日間実施し、9名の俳優が延べ130件を超える朗読を行った。一人でじっくり楽しむ方はもちろん、スピーカーフォンにして家族で聴いたり、ゴールデンウィークに帰省できなかった実家の母親へのプレゼントとして申し込むなど、幅広い世代・地域に本企画が届けられた。
また、プロの俳優による力のこもった朗読を聞いた人たちからは、「久しぶりに生き返った気がする」「これからも続けて欲しい」などの声も多くあがった。

緊急事態宣言は解除されたが、「新しい生活様式」が提唱されるなど、影響の長期化が懸念されている。日常生活が大きく変わり、ストレスを感じている人も多いかもしれない。

今こそ演劇が培ってきた知恵を生かして人々の心に寄り添う活動をすべき、と考えたSPACによる本企画。体験してみてはいかがだろうか。

企画概要

『でんわ de 名作劇場』
 
実施日時:2020年6月6日(土)~8月31日(月) ※休業日 6/17・7/8を除く
【1】11時 【2】13時 【3】15時 【4】17時

朗読作品:<6月> ※作品は月毎に変わります。
 ・『吾輩は猫である』(夏目漱石 作)
 ・『源氏物語』(紫式部 作/与謝野晶子 訳)
 ・『セロ弾きのゴーシュ』(宮沢賢治 作)
※俳優からお電話を差し上げて10分~30分の朗読をいたします。1回30分以内。朗読と合わせて30分以内でしたら、何気ない会話をしていただいても構いません。

出演俳優:SPAC俳優20名/赤松直美、阿部一徳、泉陽二、大内智美、春日井一平、木内琴子、貴島豪、佐藤ゆず、鈴木陽代、鈴木真理子、関根淳子、たきいみき、舘野百代、ながいさやこ、坂東芙三次、布施安寿香、本多麻紀、美加理、宮城嶋遥加、吉植荘一郎 (五十音順)

利用料金:基本無料    ※オプション「俳優におまかせ♪コース」【1回700円】
朗読する俳優をお決めいただけます。作品は俳優自身がセレクトしたものをお届けします。上記3作品からの指定も可。お支払い方法は予約時にお伝えします。

ご予約:SPACセンター TEL.054-202-3399(10:00~18:00、休業日を除く)
 ※ご希望の日時、朗読作品を2日前までにセンターにてご予約下さい。 
【予約開始:6/4(木)10:00】
 ※ご予約はお電話をいただいた日から2週間先までで承ります。
 ※受付は先着順とさせていただきます。 ※ご利用は週に1度までとさせていただきます。
 
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