TAAC第4弾公演『世界が消えないように』が開幕 永嶋柊吾、タカイアキフミのコメント到着 11月に『ダムウェイター』上演も決定

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舞台
2021.4.7
『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

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タカイアキフミが主宰・作・演出をつとめるソロプロデュースユニットTAAC<読み:たーく> の第4弾となる公演『世界が消えないように』が、 2021年4 月7日(水)下北沢 ・駅前劇場にて開幕した。2020年6月コロナ禍による延期を経ての公演となる。

このたび座長の永嶋柊吾と主宰であるタカイのコメント、および舞台写真が到着したので紹介しよう。

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

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『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

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『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

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『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

『世界が消えないように』より 撮影:堀川高志

永嶋柊吾 コメント

顔を突き合わせた日、延期が決まった日、再開の日、初めてマスクを外して芝居した日、ついにこの日。今日が1番だよな、みんな。やるだけやったらまた会おう。観に来てくださる皆々様も。かけがえのない時間を過ごして、そんでまたどっかで、会おう。

タカイアキフミ コメント

幕が上がるの「幕」がどれだけ重いのかを知った1年だった。でも、その幕がどれだけ重くても、幕を上げようとする人がいる。そしてその幕が上がることを信じている人がいる。だから、演劇は消えない。あの、なんでもない、どうしようもない日々がまた訪れますように。そのためにも、僕は芝居を通して多くの人々と出会い、人々の営みに火を灯したい。

 

そして2021年11月、TAAC初となる翻訳劇、ハロルド・ピンターの傑作2人芝居『ダムウェイター』大野瑞生、横田龍儀と共に上演されることが発表されたので、こちらもあわせてチェックしたい。

公演情報

TAAC『世界が消えないように』
 
作・演出:タカイアキフミ
出演:永嶋柊吾、松本大、大野瑞生、髙橋里恩、三好大貴
 
日程:2021年4月7日(水)~13日(火)
会場:駅前劇場(東京・下北沢)
 
【企画意図】

本公演は、2020 年冬(コロナ禍直前)大学卒業を前に海外に卒業旅行へ行く男子学生たちの旅行劇である。彼らのグループには、かつて友人の 1 人をある事件で亡くした過去があった。友人を殺してしまった罪悪感によって彼らは絆を深めてきたのだが、その絆は友情なのか友情とはまた別のものなのか、そして彼らの絆は卒業とコロナ禍を機に消えてしまうのか。亡くなった友人とのエピソード、旅行中の出来事、卒業後のコロナ禍という3つの時期を行き来しながら、子どもでもなく大人でもない人生の転換期にいる大学生たちの危うく儚い姿や関係性、時間を描きたい。大学教育・大学生活がリモート授業によって一変する昨今の日本において、コロナ感染症によって奪われ消えてしまった尊い時間や、家族・友人との絆や思い出について観客に考えさせる機会を創出したい。たとえ大きな渦に飲み込まれようとも、決して消えることのない人々の営みを丁寧に描きたい。

公演情報

TAAC『ダムウェイター』
 

脚本:ハロルド・ピンター
演出:タカイアキフミ
出演:大野瑞生、横田龍儀

※ベンとガスの配役を入れ替えての上演を予定。

■日程:2021年11月上旬
■会場:すみだパークシアター倉

あらすじ

イギリスのバーミンガムのある地下室に男が2人。殺し屋のベンとガスは仕事の指令を待っていた。すると突然、ダムウェイター(料理昇降機)がガラガラと降りてくる。中には料理の注文が書いてある一片の紙切れ。何度も何度も料理のオーダー表を運んでくるダムウェイター。彼等のボスは、2 人に何をやらせようとしているのか。どんどん奇妙な状況に追い込まれていく2人。見えない権力者の指示に忠実なベンと懐疑的なガスの 2 人を通して、「自分らしく生きること」について社会に問いかける不条理劇。そして、彼ら2人を待ち受ける意外な結末とは。
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