『紀尾井らくご 小太郎の真打ち昇進を祝う会』夜の部より4演目を衛星劇場でテレビ初放送

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2021.8.24
柳家小太郎(現・㐂三郎)「心眼」 (C)衛星劇場

柳家小太郎(現・㐂三郎)「心眼」 (C)衛星劇場


衛星劇場では、毎月テレビ初放送のものを含め10本以上の落語を放送しているが、9月は今年2月14日に紀尾井小ホールにて開催された『紀尾井らくご 小太郎の真打ち昇進を祝う会』の夜の部より4席をテレビ初放送する。

柳家小太郎(現・㐂三郎)の真打ち昇進を祝う今回の落語会では、小太郎の「心眼」のほか、柳家さん喬の「締め込み」、柳家喬太郎の「白日の約束」、柳家小んぶの「たいこ腹」が披露された。

放送情報

『紀尾井らくご 小太郎の真打ち昇進を祝う会』
 
 柳家さん喬「締め込み」
放送日:9月3日(金) 後0:00~他
 
とある長屋に盗みに入った泥棒。めぼしいものを風呂敷包みに包んで逃げようした時、家人が帰宅し、あわてて隠れるのだが…。享和2年に出版された笑話本「新撰勧進話」の一遍である『末しら浪』を原話にした古典落語の一席。
(2021年2月14日紀尾井小ホール)
 
 柳家喬太郎「白日の約束」
放送日:9月5日(日) 前10:00~他
 
女性にまったくモテなかった男が、会社の同僚OLからバレンタインデーにチョコレートをもらったのだが、ホワイトデーにはお返しをすることをすっかり忘れていて…。柳家喬太郎による創作落語。(2021年2月14日紀尾井小ホール)
 
 柳家小太郎(現・㐂三郎)「心眼」
放送日:9月10日(金) 後6:00~他
 
 按摩の梅喜が実弟に「食いつぶしに来やがったのか」と罵られる。血の繋がった弟にそんなことを言われた梅喜は悔しいやら悲しいやら。話を聞いた女房お竹は梅喜に薬師寺様への願掛けをするよう勧める。三遊亭圓朝の晩年の作で、門下の三遊亭圓丸の体験をもとに創作されたといわれる。(2021年2月14日紀尾井小ホール)
 
柳家小んぶ「たいこ腹」
放送日:9月2日(木) 後6:00~他
 
ありとあらゆる趣味に飽きた道楽者の若旦那が手を出したのは「鍼」。練習だけではつまらないと幇間の一八を呼び出し、実践を試みるが…。原話は、安永9年(1780年)に出版された笑話本『初登』の一編である「針医」。(2021年2月14日紀尾井小ホール)
 
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