小島聖、田代万里生、演出の小山ゆうなより初日コメント&舞台写真到着 『ラビット・ホール』が開幕

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2022.2.24
(左から)小島聖、田代万里生  撮影:田中亜紀

(左から)小島聖、田代万里生  撮影:田中亜紀

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2022年2月23日(水・祝)KAAT 神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』が開幕した。この度、出演者の小島聖、田代万里生、演出の小山ゆうなより初日コメント&舞台写真が到着した。

(左から)小島聖、田代万里生  撮影:田中亜紀

(左から)小島聖、田代万里生  撮影:田中亜紀

(左から)田代万里生、小島聖、占部房子、木野花  撮影:田中亜紀

(左から)田代万里生、小島聖、占部房子、木野花  撮影:田中亜紀

占部房子  撮影:田中亜紀

占部房子  撮影:田中亜紀

KAAT 神奈川芸術劇場が導入したシーズン制。「冒(ぼう)」をテーマに様々な企画がプログラムされてきたが、本作が一年目(2021年8月~2022年3月)のシーズン最後を飾る作品。

新原泰佑  撮影:田中亜紀

新原泰佑  撮影:田中亜紀

(前列左から)小島聖、占部房子、木野花(後列)田代万里生  撮影:田中亜紀

(前列左から)小島聖、占部房子、木野花(後列)田代万里生  撮影:田中亜紀

2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲で、2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた物語だ。

かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦。同じ痛みを抱えながらも関係がぎくしゃくしてしまう2人と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描いていく。

小島聖  撮影:田中亜紀

小島聖  撮影:田中亜紀

(左から)占部房子、田代万里生  撮影:田中亜紀

(左から)占部房子、田代万里生  撮影:田中亜紀

演出は、2017年『チック』(翻訳・演出)で第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し注目を集める、小山ゆうな。

(左から)木野花、占部房子、小島聖、田代万里生、新原泰佑  撮影:田中亜紀

(左から)木野花、占部房子、小島聖、田代万里生、新原泰佑  撮影:田中亜紀

(左から)木野花、小島聖  撮影:田中亜紀

(左から)木野花、小島聖  撮影:田中亜紀

出演者は、事故で失った息子の面影に心乱され苦悩するベッカ役を小島聖、ベッカの夫・ハウイー役を田代万里生が演じる。そのほか、占部房子、新原泰佑、木野花が出演する。

小島聖  撮影:田中亜紀

小島聖  撮影:田中亜紀

田代万里生  撮影:田中亜紀

田代万里生  撮影:田中亜紀

木野花  撮影:田中亜紀

木野花  撮影:田中亜紀

演出:小山ゆうな コメント

この状況の中、お客様と共に初日を迎える事ができ、満席の客席を見ただけで、胸がいっぱいになりました。
ご観劇くださった皆様ありがとうございます。
『ラビット・ホール』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。
その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。
出演者の皆は、初日終わってからも、演技についての議論を重ねていました。
毎公演新鮮な瞬間が生まれると思います。引き続き、無理ない範囲でご観劇いただき、作品を応援いただければ幸いです。

小島聖 コメント

この作品は、非常に心に響くセリフが多く、そのセリフの言葉たちがその日の気持ちによって、心への刺さり方が毎回違います。なので毎日新鮮で発見が多いです。
俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。そういう舞台上以外での時間がやはりお芝居にも表れるものだと思うので、信じられる5人で良かったなと思っています。
幕が開いたことが本当にありがたいと思うのと同時に、千秋楽まで全員が健康でありますように、そして世の中も落ち着いていくことを願うばかりです。

田代万里生 コメント

KAAT 神奈川芸術劇場の今年度のテーマは「冒(ぼう)」。そのメインシーズンの最後を飾る作品、『ラビット・ホール』が、ついに開幕致しました。僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。
また今回の会場は<大スタジオ>という名称ですが、客席数は約 200 席ほど。役者は体にマイクを身に付けず演じています。生の舞台ならではの繊細な息づかいや感情の揺らぎを、是非体感して下さい。劇場でお待ちしております!

(左から)小島聖、新原泰佑  撮影:田中亜紀

(左から)小島聖、新原泰佑  撮影:田中亜紀

(左から)小島聖、田代万里生  撮影:田中亜紀

(左から)小島聖、田代万里生  撮影:田中亜紀

本作の上演時間は約2時間30分(途中休憩含む)。KAAT 神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて、3月6日(日)まで上演される。

公演情報

KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース
『ラビット・ホール』
 
作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
上演台本:篠﨑絵里子
演出:小山ゆうな
出演: 小島聖 田代万里生 占部房子 新原泰佑 木野花
 
日程:2022年2月23日(水・祝)~3月6日(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
 
料金(全席指定・税込)
一般:6,800円 / 一般・平日夜割:6,000円
U24 (24歳以下):3,400円 / U24・平日夜割:3,000円
高校生以下割引:1,000円
シルバー(満65歳以上):6,300円 / シルバー・平日夜割:5,500円
*U24、高校生以下、シルバー割引はかながわの電話・窓口・WEB にて12月18日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)
※車椅子でご来場の方は事前にかながわにお問合せください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。 ※営利目的の転売禁止

■お問合せ かながわ 0570-015-415(10:00~18:00 年末年始を除く)
公演 URL https://www.kaat.jp/d/rabbithole2022
 
■企画製作・主催 KAAT 神奈川芸術劇場
 
<兵庫公演>
日程:2022年3月12日(土)・13日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
 
<お問合せ>
芸術文化センターオフィス
0798-68-0255(10:00~17:00 ※月曜休/祝日の場合翌日)
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