清原Jrらドラフト候補選手同士が激突! 『東京六大学野球』早慶戦は11/9・10開催
『東京六大学野球』伝統の早慶戦が11月9日(土)10日(日)に神宮球場で行われる。
『東京六大学野球』2024秋季リーグ戦の最後を飾る、早稲田大学と慶應義塾大学による伝統の早慶戦が11月9日(土)、10日(日)、明治神宮野球場(東京都)で行われる。
今季の秋季リーグ戦は、10月21日に第6週を終え、早大が勝ち点4を挙げて優勝に王手をかけている。第8週の明法戦(明治大学-法政大学)で明大が1敗するか、翌週の早慶戦で早大が1勝すれば、早大の優勝が決まる。
早慶戦は学生野球、さらには学生スポーツを象徴する対戦で高い人気を誇るが、今季は10月24日(木)のプロ野球ドラフト会議での指名候補選手もいて、例年にも増して期待度が高まっている。
早大からは山縣秀遊撃手(4年、早大学院高卒)に注目が集まる。侍ジャパン大学代表として、今年7月開催の『第43回 プラハベースボールウィーク』(チェコ・プラハ)、『第31回 ハーレムベースボールウィーク』(オランダ・ハーレム)に出場。2大会連続優勝に貢献した。
対する慶大からは、清原正吾一塁手(4年、慶應高卒)が有望だ。プロ野球で525本塁打などの記録を持ち、誰もが知る清原和博氏の長男で、186cm、90kgの恵まれた体格を持つ。中学はバレーボール部、高校ではアメリカンフットボール部の所属で、野球は小学校以来という競技歴ながら、大学4年間でプロの目に止まるまでに成長した。秋季リーグ戦では、清原は4番に座り、2本塁打も放っている。
2人のほか、早大からは同校主将で侍ジャパン大学代表主将でもある印出太一捕手(4年、中京大中京高卒)も注目の選手。中京大学附属中京高では中日・高橋宏斗投手とバッテリーを組んでいた。また、慶大からはプロ志望届を出している副主将の水鳥遥貴内野手(4年、慶應高卒)の存在も忘れてはならない。
慶大に優勝のチャンスはないが、早慶戦は別もの。両校のプライドを賭けた伝統の1戦では、今回も白熱した展開が期待される。秋の神宮でぜひ、観戦してほしい。