おっちゃん&ミンジュの怪しいK-Pop喫茶[第10話] Long Shot!

コラム
動画
音楽
2016.1.19
ソルビ『今日も出たワンダフル』MVより

ソルビ『今日も出たワンダフル』MVより

ミンジュ「おっちゃん、おっちゃん! Crayon Popが新曲出してる!」
おっちゃん「はぁ?」
ミンジュ「ほら、これこれ」

Caryon Pop『Dancing All Night』

おっちゃん「なんじゃ、『Dancing All Night』か。これなら2ヶ月前から知っとるわ」
ミンジュ「えー、そおなん?」
おっちゃん「まぁこれは日本向けシングルやから韓国での認識が低いのも仕方あるまい」
ミンジュ「あー、そやから日本語で歌うとるんやね。
 今回は奇抜さが少なめで、なんかめっちゃ可愛ええなぁ」
おっちゃん「このグループはもともと、ルックスも、歌やダンスの実力もかなりええものがあったんやけど、例の『パパパ』の5気筒ダンスが受けたおかげで、イロモノ路線まっしぐらになってしもうたんやな」
ミンジュ「でも世界のレディー・ガガからお声が掛かれば、そりゃーそおなるよね」
おっちゃん「可愛い娘らがちょっと変な格好して、おもしろダンス踊ってるくらいなら微笑ましいけど、本気で奇抜路線にはまり込んだら笑うに笑えないで」
ミンジュ「そおねえ…ルパン3世やってみたり、東映の戦隊ものやってみたり、バラ売りしてみたり、一時期はだいぶ迷走してたもんね」
おっちゃん「それがこの曲でやっと、デビュー当時のおもろ可愛い雰囲気を取り戻した感じで、Crayon Popの復活を予感させると思う」
ミンジュ「ふーむ。…あらためて観ると、このMV、一発撮りなんやね」
おっちゃん「そやねん。20回くらいやり直したゆうとった」
ミンジュ「一発撮りってことは、ちょっとでも間違えたら最初からやもんね。大変やったろうなぁ」
おっちゃん「それは演者だけやなく、スタッフも同じやで。ここに撮影風景を映したfancamがあるから、観てみるとええ(ぽち)」

『Dancing All Night』撮影風景fancam

ミンジュ「わぁ、これはカメラマンが重労働やね」
おっちゃん「な? ステディカムはカメラマンの腰に相当負担かけるから、20テイクもやったら脊椎折れたかもしれんで」
ミンジュ「そんな命がけなの?(ひえ~)」
おっちゃん「最近じゃステディカムやCGの発達で、こうした長回しのMVがいくつか作られるようになって来たな。
 有名なのはやっぱEXOの『ワオン』やろな」

EXO『ワオン (Growl)』

ミンジュ「わ、すげー」
おっちゃん「これを観た時はEXOファンのみならず驚いた。長回し撮影の難しさを知っとるワシなんか、特にびっくらこいたわ」
ミンジュ「やっぱこれ難しいの?」
おっちゃん「そらもお。演者がミス出来ないのはもちろん…ここでは、カイが一瞬帽子落としちゃってるけど、さすがにこれをNGにすると終わらないので、OKになったようやな。
 こうゆうカメラが動き回る撮影の場合は特に、演者以外にカメラマンの動線、画角、フォーカス、アイリスすべてが合ってないとあかんし、照明をどお当てるのかも問題になって来る。
 技術スタッフだけやなく、制作スタッフも見切れないように動き回らなくちゃならん」
ミンジュ「なるほどー。確かにCrayon Popのメイキングでもそんな大変さが覗えたね」
おっちゃん「EXOがこのチャレンジングなMVを成功させたから、業界は非常に刺激を受けた。
 音楽番組でもEXOがこの歌を歌う時は、さすがに全部1ショットは無理でも出来るだけ長回しで撮ってみたりしとった。
 やっぱ難しいからこそやってみたくなるんやろうな」
ミンジュ「難しいってだけで、わざわざやる訳? どM?」
おっちゃん「ドMかどうかは判らんが、人は山があれば登るし、海があれば潜る。川があれば飛び越えるし、女風呂があれば覗く。困難なものほど挑戦する意欲を掻き立てる。人はそおやって進化して来たんや」
ミンジュ「女風呂を覗いて?」
おっちゃん「そこに固執するんじゃありません(めっ)。
 何故わざわざやるのかとゆうたら、難しさと引き換えに、やはり長回しならではの効果が得られるからや。
 効果とゆうても幾つもあるんやけど、EXOの『ワオン』の場合は編集を排除することが第一の目的で、そうすることで誤魔化しのない映像を作ろうとしたんやと思う」
ミンジュ「なんか小難しいこと言い出したで」
おっちゃん「別に難しゅうはない。イリュージョンの撮影で“誤魔化してない証拠にノーカットで放送しています”なんてゆうやろ? アレと一緒や。
 一曲丸ごとノーカットで見せることで、“EXOは誤魔化しなしで歌って踊れる高いスキルを持ってますよ”とアピール出来る訳や」
ミンジュ「あー、それなら判る」
おっちゃん「あとは一発撮り特有の臨場感やな。MVに鬼気迫るような緊張感があるのも、“失敗出来へん”ゆうみんなの気持ちが滲み出てるからや」
ミンジュ「なるほどー」
おっちゃん「動画の元祖、いわゆる映画の最初期の頃は、編集なんてなかった。ただ舞台の演劇とかバレエ、大道芸を映しておっただけやった。
 それがシーンシーンでシチュエーションを変えて撮るようになり、同時にそれを繋ぐ編集ゆうテクニックが発達したことで、動画は飛躍的に表現の幅を増したんや。
 判りやすく言うと、空間と時間を操る魔法を手にした訳や」
ミンジュ「空間と時間?」
おっちゃん「伝統的な演劇では、観客の視点がプロセニアムの方向、幅、高さに制限されるのに対し、カメラを使った動画撮影ではそうゆう制限がない。見せたい方向や角度、対象、サイズを選べるし、見せたくないものはフレームの外に押し出せばええ。つまり空間を操作出来る訳や。
 一方編集では時間を操作する。バラバラに撮影したショットを、あたかもひとつの時間の流れのように繋ぐのが最たるものやが、繋ぎのテンポやリズムを意図的に変えることで、視聴者の生理面も支配出来る」
ミンジュ「どおやって?」
おっちゃん「アクションシーンでは実際のタイミングより少し間を詰めることでテンポよく見せたり、サスペンスなどでは台詞を食い気味にカットバックすることで緊迫感を、逆にホームドラマでは間を伸ばし気味にしてゆったりした雰囲気を演出する。観客は知らず知らずそのテンポで呼吸しておるのじゃ」
ミンジュ「へー、そおやったんや(驚)」
おっちゃん「映画は感情の芸術。演出、シナリオ、撮影、編集、音楽、各分野で人の感情を支配する技を磨いておるんやで」
ミンジュ「すげー、悪の親玉みたいなこと言い出しよった(呆)」
おっちゃん「しかし、編集…つまりカットを割ってしまうとそこで時間操作が入り込む可能性があるので、それを嫌う映画監督も多かった。役者の演技を舞台劇みたいにひとつの流れで見せたいのかも知れん。
 映画は1シーン1カット(1シークエンスにつき1ショットのみ)が基本て言い張る人は今でも結構おるな」
ミンジュ「それって撮影大変なんやないの?」
おっちゃん「大変やで。有名な監督としては、テオ・アンゲロプロスとか溝口健二とか相米慎二とか、リアリズムにこだわるあまり変人の域に到達した人が多いな」
ミンジュ「やっぱ変人になるんやねぇ」
おっちゃん「変人でなきゃやってられへんでしょ。誰かひとりでも間違えたら最初から撮り直しになる訳やから。撮影現場の緊張感たるや…」
ミンジュ「(いててて)想像しただけで胃が痛うなってきた」
おっちゃん「また全体の構成やカメラの動線なんか、よく考えないと失敗する。特にMVは一般に言うて映画ほど金も時間もかけられないから、安易にやってもうて外しちゃうケースもある」
ミンジュ「え、失敗作あんの? それ観たい(笑)」
おっちゃん「まぁこれを持って失敗ちゅうのも気の毒やけど、監督の狙うたような効果が出てないのは確かやな」

七學年一班『白い風』

ミンジュ「わ、なんやこれは?」
おっちゃん「冒頭のアニメ、白いドレスにサングラス、セグウェイ風三輪車てのがそもそも謎やけど、それを気にしなければ、クレーンカメラを使った典型的な1ショット撮影のMVや」
ミンジュ「そやね」
おっちゃん「ところが無難に1ショットにまとめるために、あるいはクレーンの限界のせいか、この映像は全体に引き過ぎや。グループショットばっかりになっとる」
ミンジュ「はぁはぁ、確かに」
おっちゃん「特に1番のサビから先、全員が家を出て三輪車に乗る辺りのダレ具合がひどい。本来ならここはカットを割って、アップをいくつか入れなきゃ間が持たんところや」
ミンジュ「そおなの?」
おっちゃん「画が持っとる情報量ちゅうのがあって、適正な尺は自ずとその量で決まる。情報量を超えて長く見せるとダレるんや。
  この監督も後で“しまった”と思うたやろうけど、1ショットコンセプトは壊せない。そやから時間軸をいじって誤魔化したんやと思うで」
ミンジュ「あー、それでスローになったり、コマが飛んだりしてるんやね」
おっちゃん「うむ。そやけど所詮引きばかり。被写体にグッと寄った力のある画がないから、なんともパッとしないMVになっとるんじゃ」
ミンジュ「それってあくまでもおっちゃん個人の意見やよね?」
おっちゃん「そおやで。それがどないした?」
ミンジュ「いやぁ、そお言うとかんと後で問題になったらあかんから(気ぃ使うわホンマ)。
 てか、おっちゃんて七學年一班のこと気に入ってたんやなかったっけ?」
おっちゃん「おお、大好物やで。なんならこのMVかて好きや」
ミンジュ「その割にはえらいこき下ろしとるやないの」
おっちゃん「そこはやっぱEXOと比べるとなぁ。好き嫌いとは別に、ワシの審美眼が無意識に分析を行ってしまうんや」
ミンジュ「…(喫茶店のオヤジにくせにえらそうやなぁ)」
おっちゃん「1ショット撮影の難しさはこの辺りにもある。ちゃんと計算して画作りしないと、到底観れるものにはならん。
 それでもフィルムの頃は千巻き(35ミリフィルムの1巻1000フィートのマガジン)で最大10分程度しか収録出来へんかったまだよかった。
 シーンの長さもそれ以内で収まるようにシナリオ書かれてたんやけど、最近はビデオ化されたことで10分以上に渡ってひとつのショットで撮れるようになった。
 また機材やCGの発達で、実際にはカットを割って撮影しているのも関わらず、あたかも1ショットのように繋がって見えるものも現れてきた。
 2014年に話題になった映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』がそおやな。あの映画はほぼ全編1ショットであるかのような処理がなされとる。天才でなきゃ撮れん」
ミンジュ「へー」 ←観てない
おっちゃん「またEXOを例に挙げるけど、MVでゆうたらこんな感じや」

EXO『中毒(Overdose)』

おっちゃん「これは『ワオン』みたいに1ショットにこだわってはおらんけど、歌い出しのちょっと前から1ショット風の処理をしてあるやろ」
ミンジュ「1ショット撮影とは違うのね」
おっちゃん「編集してると思うね。そやけど、こういう風に編集点を隠す努力も昔から行われて来た。最近ではその技術がすごく高度になってるけどな」
ミンジュ「編集点を隠すってことは、どうしても1ショットに見せたいんやね」
おっちゃん「そやね。この場合は、リアルタイムに見せたいと言うより、イリュージョン的な効果を狙ってる気がする。
 さっきはイリュージョンで誤魔化しがないのを表現するためにノーカットで見せるゆうたけど、実際にはそれにもかかわらず不思議なことが起こるやろ。東京タワーが消えたり美女が現れたり」
ミンジュ「まぁそれがイリュージョンやからね」
おっちゃん「編集してへんにもかかわらず、編集してなきゃ不可能な映像に視聴者はビックリする。でも現実のはずはない。どっかで騙されてるはずやのに、それが判らないのが面白い訳や。
 映画やMVにおけるノーカット撮影もこの効果を狙ったものがあるんや」
ミンジュ「なるほどー」
おっちゃん「IUのこのMVなどはその典型やな」

IU『金曜日に逢いましょう』

おっちゃん「ステディカムが被写体に寄ったり引いたり、自由自在に動く。だからダレない。さっきの七學年一班とはえらい違いや」
ミンジュ「まだゆうか」
おっちゃん「カメラが窓を飛び越えて下に落ちる所は、どうやって撮ってるのか判らないから気になる。コッポラが好きそうなトリッキーなショットで、効果としてはなかなかイリュージョン的や」
ミンジュ「ホンマや」
おっちゃん「これが1ショット撮影のもうひとつの醍醐味。このMVの場合、編集点が判りやすいのが欠点やけど。
 その辺がもうちょっと上手くなったのがAileeの最新MVや」
ミンジュ「はいはい。以前『顔より太もも』の回で紹介したソロ歌手やね」

Ailee『Insane』

ミンジュ「確かに、これはどこで繋いであるのか判らんわ」
おっちゃん「基本的には壁や物がワイプするとか画角一杯になる瞬間が編集点にしやすい。もちろん同じ角度同じサイズで顔→顔で繋いだりしてる場合もある。
 以前はモーションコントローラーなどコンピュータ制御の撮影機材を使ったりしてたんで、もっと編集しやすかったんや」
ミンジュ「なんで?」
おっちゃん「何度でもカメラの動きを再現出来るからや。つまり合成がやりやすい。
 最近ではステディカムちゅう人間が担いだカメラで撮ることが多いので、より高度な技術を使わないと上手く繋がらない」
ミンジュ「その分、繋がった時のビックリ効果は大きいってことやね」
おっちゃん「その通りや。判って来たやないの」
ミンジュ「えっへん」
おっちゃん「ところが最近はさらに撮影機材が進化して、より簡単に、しかもこれまでにない映像が撮れるようになった。センスのある監督はこうゆう進化を見逃さない」
ミンジュ「てゆうと?」
おっちゃん「GoProみたいなミニカメラ、それを利用したヘルメット撮影や空撮(ドローン)、スマホの動画機能や自撮り棒などや」
ミンジュ「えー、そおゆうのもプロが使っちゃうの?」
おっちゃん「ビデオもデジタル化してから画質は格段によおなっとるからね。GoProなんか今じゃ4Kに対応しとるで。
 スマホも条件さえ揃えてやれば充分使用に耐える。コリアンヌーベルバーグの巨匠パク・チャヌクなど全編iPhoneで撮影した映画まで作ってる程や」
ミンジュ「まーじで?」
おっちゃん「そんな身近な機材を使って新しい表現に挑戦したMVが、これ」

ソルビ『今日も出たワンダフル』

ミンジュ「変なタイトルゥ」
おっちゃん「(かくん)そこやないやろ!」
ミンジュ「ソルビおばちゃんの前髪が気になる」
おっちゃん「そこでもないっ!(うきー)」
ミンジュ「冗談やがな。でも、これどおやって撮ってんの?」
おっちゃん「これは自撮り棒にスマホつけて撮ってるんや。全編に渡り主演者がカメラマンちゅう画期的なMVやで」
ミンジュ「あー、そうかぁ。何となく馴染みのある映像やと思うたら」
おっちゃん「そやねん。MVとしての撮り方は画期的やけど、映ってる画は今どきの若者にとって馴染みにある光景や」
ミンジュ「間奏でソルビ先輩が踊る時は、横のダンサーが棒を持ってあげてるのね。ウケルー(藤田ニコル風)」
おっちゃん「それが後半、突然思うてもみない展開となる。特に最後の部分には誰もが驚くと思う」
ミンジュ「最初は七學年一班の時みたいに手がなくなったから時間をいじってるのかと思うたんやけどね」
おっちゃん「あっとビックリやろ? 明らかに編集してあるはずやけど、編集点が判らないのも素晴らしい。まさにイリュージョン。
 これまで紹介してきた1ショットMVの集大成的要素が詰まっている上に、自撮りとゆう革新的な部分もある。低予算ながらセンスあるMVやと思う」
ミンジュ「これで被写体がソルビ先輩やなかったら」
おっちゃん「失礼なことゆうな(めっ)。
 これまで映画とMVをごっちゃにしながら説明して来た1ショット撮影やけど、MVには特に向いた手法やとワシは思うとる。
 なにしろMVは人の目を惹く必要があるから、ギミック感あふれた1ショット撮影はうってつけやし、尺的にも3~4分程度と作りやすい。
 新しい手法を試すにもMVくらいの規模やとやりやすいやろうし」
ミンジュ「なるほどー。MVは映像表現の実験室やったんや」
おっちゃん「だから観てて楽しいんだよね」
ミンジュ「ほなウチも次回のMVでは1ショット撮影に挑戦しようかな」 
おっちゃん「それよりまだ誰も試したことがないゼロショット撮影に挑戦してみたらどないや?」
ミンジュ「わー、このMV映像がな~い。斬新…て、ラジオかっ! パボにすんな!(プンスカ)」

 


※Crayon Popとレディー・ガガ…2014年の3月、レディー・ガガは米国で行う自分のコンサートツアーの前座にアジアのアーティストを使うことに決めていた。
 そのため韓国・日本など多くの候補を検討していたが、彼女のコンサートを企画進行しているライブネーション社のスタッフが、休み時間にクレヨンポップの『パパパ』のMVを見ているのを偶然に発見し 「こら、ええで」と自らラブコールを送ったという。 
『パパパ』のMVは、以前からCrayon Popのファンだったがライブネーション・コリアのキム・ヒョンイル支社長がスタッフに推薦したらしい。
 このためCrayon Popはちょっとおもろ可愛いイロモノグループから、世界のレディー・ガガの音楽仲間へと五階級(くらいの)大躍進。一躍時の人となったのである。
 当初レディー・ガガは3ヶ月にわたるツアー期間全部の前座を打診したらしいが、Crayon Pop側が新曲の発表を決めていたために、6月26日から7月22日までの1ヶ月間だけ前座を務めた。
 Crayon Popの後は日本のBabymetalが前座を務め、話題となった。 

※ステディカム…戦後の映像表現に革命をもたらしたと言われる撮影機材。
 簡単に言うと、カメラをそば屋の出前機のような機構で浮かせ、それをカメラマンの身体に固定する装置。
 これによりレールやクレーンがなくても、スムーズな移動ショットを収録出来るようになった。
 ただし、本格的なものはカメラマンの肉体に相応の負担をかける。

※GoPro…よくバラエティなどでタレントの顔を撮るため、ヘルメットなどに取り付けてある四角い小型のカメラレコーダー。アメリカのWoodman Labsの製品。
 かつてはこの手のミニカメラをCCDなどと言っていたが、今ではGoProが業界標準になって来たため、商品名の『GoPro』とそのまま呼ばれることが多い。

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