主将は野中生萌! 10/23開幕『IFSCクライミング グランドファイナルズ福岡2025』で安楽宙斗ら6人が日本代表選出
10/23開幕『IFSCクライミング グランドファイナルズ福岡2025』で選出された日本代表(上段写真左から)安楽宙斗、天笠颯太、吉田智音、(下段写真左から)野中生萌、中村真緒、谷井菜月
スポーツクライミングの国際大会『IFSCクライミング グランドファイナルズ福岡2025』が10月23日(木)-26日(日)、築豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾート ザ・リトリート(福岡県)にて開催される。
『IFSCクライミング グランドファイナルズ福岡2025』が10月23日(木)-26日(日)、築豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾート ザ・リトリート(福岡県)にて開催される
同大会で新たに導入された男女混合国別対抗戦『IFSC NATIONS GRAND FINALE』に出場する男女3名ずつ計6名の日本代表選手が発表された。キャプテンには、『2020東京オリンピック』女子複合の銀メダリストで、『2024パリオリンピック』にも出場した野中生萌が選出された。
■『IFSCクライミング グランドファイナルズ福岡2025』日本代表選手
【男子】
・安楽宙斗
・天笠颯太
・吉田智音
【女子】
・野中生萌
・中村真緒
・谷井菜月
『2024パリオリンピック』複合銀メダリストの安楽は、リードもボルダーも安定感抜群のオールラウンダー。天笠は今年のボルダーワールドカップで優勝した急成長中の選手で、吉田はリードのスペシャリストだ。
オリンピック二大会連続出場でキャプテンの野中は、今大会2種目にエントリー。中村はボルダーワールドカップで年間総合2位と絶好調。谷井はリードを得意とし、世界選手権でも実力を見せている。
男女混合国別対抗戦『IFSC NATIONS GRAND FINALE』には、世界トップ6ヵ国が参加。通常個人戦で争うクライミングで、国別対抗戦として国を背負って戦うという新しい試合形式で競技が行われる。チームとしての連携や戦略性などが問われる、ひと味違ったクライミング競技となる。
男女混合国別対抗戦という試合形式はオリンピックの追加競技になることも目指しており、この福岡大会は実践的なフィードバックの場ともなる。
また、今大会はパラクライミングの国際大会『IFSC PARA CLIMBING MASTER』が日本で初めて同時開催される。“共生”をテーマにスポーツクライミングとパラクライミングの垣根を取り払って行われる画期的な総合大会だ。
■競技スケジュール
10月23日(木)午前:リード予選
午後:ボルダー予選
10月24日(金)午前:ボルダー敗者復活戦
午後:リード決勝
10月25日(土)午前:パラクライミング予選
午後:ボルダー決勝
10月26日(日)午前:パラクライミング決勝
午後:エキシビション
観戦はイープラスで好評発売中。会場へはJR新飯塚駅からの無料シャトルバスも運行される。
■新飯塚駅からの無料シャトルバス時刻表