「オーケストラ モチーフ」メンバーによる、確かな技術とアットホームな安心感を抱く室内楽合奏演奏会

室内楽合奏演奏会“MOTIF SOLISTEN（モチーフ ゾリステン）”開催

オーケストラ モチーフというオーケストラをご存知だろうか。2012年の9月に、慶應義塾大学や東京芸術大学、桐朋学園大学の1年生が中心となって設立された。

彼らは実際にミャンマーに行って現地の子どもたちに音楽を届ける活動や、福島県相馬市で子どもたちに音楽を教える活動を行っている。その他、すでに4回の演奏会を行っている。メンバーは大学生が中心ではあるが、日本音楽コンクールの入賞者やすでにソロリサイタルを多く開催している実力者が多数在籍している。

そんなオーケストラ モチーフはオーケストラの活動以外にもっと演奏を聴いてもらう機会を作りたいという想いから、昨年は団員のソロリサイタルを企画した。そして2月6日には第2弾として団員による室内楽合奏演奏会“MOTIF SOLISTEN（モチーフ ゾリステン）”を開催する。

昨年のラ・フォルジュネ・オ・ジャポンで演奏し、好評を博したバッハ作曲ブランデンブルク協奏曲５番を中心にバロックや古典派の音楽をプログラミング。今回の会場は教会にあるホールのため、この時代の響きを楽しむにはベストな場所であるということ。また、演奏者の実力がはっきりと出てしまう曲目をあえて選ぼうという2点が選曲のポイントになった。

若い演奏家のエネルギッシュな演奏の中に確かな技術に裏付けられた洗練された音楽と、どこかアットホームな安心感を抱く演奏会を是非お楽しみいただきたい。