出演者、演出家、音楽家が共同作業しながら作り上げた『ことばのはじまり』へインタビュー

インタビュー
舞台
2016.3.14
アートスペース無門館+アトリエ劇研30周年記念公演『ことばのはじまり』

アートスペース無門館+アトリエ劇研30周年記念公演『ことばのはじまり』

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アートスペース無門館+アトリエ劇研30周年記念公演『ことばのはじまり』が言葉が2016年3月19日より、こまばアゴラ劇場にて開催される。演劇・ダンス・音楽のを用いて、言葉がわからなくても絵本のように観る人たちに様々なイメージを魅せる『ことばのはじまり』について、公演プロデューサー・杉山準にインタビュー取材を敢行した。

 

--『ことばのはじまり』結成までの経緯を教えてください。

2012年にフランス人俳優ディディエ・ガラス氏を京都に招聘し、彼の一人芝居『アルルカン、天狗に出会う』を持って京都、東京、横浜、広島、福岡、鳥取とツアーを行いました。それに際して各地で俳優向けのワークショップを開催し、多くの主に若い役者さんの参加をいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。それをきっかけに、日本の若い俳優と作品を作ろうという話が持ち上がり、2013年に出演者を決めるワークショップオーディションを行い、このチームが結成されました。

 

--『ことばのはじまり』の作品の特徴や雰囲気、作風を教えてください。

この作品は、ワークショップを元に出演者、演出家、音楽家が共同作業しながら作り上げた作品です。段取りや構成は決められているものの、出演者や音楽家が、観客の雰囲気を感じながら舞台上でセンションする即興性がとても大事にされています。
演劇と言っていますが、コンテンポラリーダンスに近い印象かもしれません。子どもさんにも楽しんでいただくことを目標に作ったので、本当に大人から子どもさんまでそれぞれに楽しんでいただけると思います。

 

 

--次回公演「NPO劇研プロデュース『ことばのはじまり』」について、作品のあらすじを教えてください。

この作品には、物語がありません。抽象的な絵本のように、ダンス、音楽、どこの言葉ともわからない言葉を使った演劇的なシーンが連なって、見る人に様々なイマジネーションを与えます。

 

--『ことばのはじまり』の今後の展望・野望があれば教えてください。

もともと、その国の人でも、大人でも子供でも見られる作品を作りたい。ということで始まった作品なので、海外での公演を是非実現させたいと思います。

 

--『ことばのはじまり』に関心を持たれた方に、メッセージをお願いいたします!

音楽的で、身体的で、楽しい作品です。『人と人とがつながっていくこと』が作品の底に流れています。国籍や世代などを超えて、いろんな人たちがつながっていくことの幸せを感じてもらえたらと思います。


 

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公演情報

アートスペース無門館+アトリエ劇研30周年記念公演 NPO劇研プロデュース 
『ことばのはじまり』

日時:2016年3月19日(土)~3月20日(日)
19日(土)19:00
20日(日)14:00
※いずれも開演時間。受付開始は開演の45分前・開場は30分前

料 金:一般/3,000円
学生/2,500円(受付窓口にて学生証提示)
こども(中学生以下)/1,500円
※上記はご予約された場合の料金です。ご予約なしの場合はプラス500円。
※こども料金にて未就学児童も観劇可能
(保護者のひざ上の場合は無料)

会場:こまばアゴラ劇場

出演者:森川弘和 坂口修一 小島功義 松尾恵美 きたまり
音楽・演奏:野村誠 やぶくみこ
作・演出:ディディエ・ガラス

 

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