博多座『二月花形歌舞伎』で市川猿之助・平岳大の再タッグが実現!
スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』博多座初日より猿之助のルフィ
市川猿之助主演の2017年2月の博多座『二月花形歌舞伎』に平岳大が出演することが決まった!
この公演は、市川猿之助が昼夜三演目全てに主演する奮闘公演で、長谷川一夫はじめ昭和の大スターが演じてきた名作『男の花道』(昼の部)と『雪之丞変化』(夜の部)を、エンターテインメント性たっぷりに現代に蘇らせる。また、新作舞踊『艶姿澤瀉祭』(昼の部)も上演される。この公演に俳優の平岳大が出演、今年4月に大旋風を巻き起こしたスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』に続いてのタッグで、再び“命をかけた友情”描くことになる。
猿之助と平岳大は『ワンピース』で初共演。兄弟の契りを結んだルフィとエースをそれぞれ熱演し、その絆と友情で多くの観客の感動を呼んだ。
今回、昼の部で上演される『男の花道』も男同士の友情を題材にした作品。眼病を持つ人気女方「加賀屋歌右衛門(かがやうたえもん)」を猿之助が演じ、その病を治す名医「土生玄碩(はぶげんせき)」を平岳大が演じる。“命をかけた友情”という普遍のテーマが、再び実現した市川猿之助×平岳大というタッグによりどう描かれるのか、期待が高まる。
猿之助は平について、「実は同じ学校のひとつ上の先輩でもあり、普段から近しい存在。そういった普段の近しさや雰囲気も舞台に出ればいいなと。舞踊をレビュー形式で見せる『艶姿澤瀉祭』(昼の部)では平さんに得意のフラメンコも踊っていただこうかな」と共演を楽しみに語る。
また、一方の平も、「スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』での博多座デビューから一年も経たぬうちに、再び博多座の舞台に立てると思うと今から気が引き締まります。歌舞伎役者さん達の中で、こういった作品をやらせていただくのは恐ろしいような気持ちもありますが、精一杯つとめさせていただきます」と意気込みを語った。
さらに猿之助は、「スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』で初めて歌舞伎に触れたお客様にも是非、見ていただきたい。あまり固く考えずに、理屈抜きで楽しんでいただいて、好き嫌いを判断していただくのはそれから。出演者全員で心よりお待ちしております」と抱負を語った。
博多座『二月花形歌舞伎』
昼の部