盟友・back numberを迎えたLEGO BIG MORL恒例2マンのオフィシャルレポート到着
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LEGO BIG MORL 撮影=hub
1月27日、LEGO BIG MORLが盟友back numberをゲストに迎え、恒例の自主企画イベント『Thanks Giving』のvol.8を大阪・なんばHatchで行った。
LEGO BIG MORLのメンバーと、back numberの清水依与吏(Vo&Gt)、小島和也(Ba)は同い年で、09年に行われたイベントに一緒に出演したことから縁を深め、今でも互いに刺激し合える仲だという。まずは、ゲストであるback numberがサポートメンバーを従えてステージに登場。「青い春」からライブをスタートさせると、すぐに客席から大きな手拍子が起こり、さらにそれを「踊ろうぜ!」と清水が煽る。続けて「MOTTO」と、アグレッシブなロックナンバーをたたみ掛け、後のMCでLEGO BIG MORLのタナカヒロキ(Gt)に「(back numberの)ワンマンかなと思った(笑)」と言わしめるほど、一気に自分たちの流れを作る。その後も、昨年末にリリースされたばかりのベストアルバム『アンコール』から、ヒット曲の数々を惜しげもなく披露し、最新曲「ハッピーエンド」では、そのギターのイントロが鳴った瞬間から歓声があがり、「スーパースターになったら」では会場一体となっての大合唱を起こした。清水の言葉を借りれば、“褒めてくれる人”の人数が多いback numberが、LEGO BIG MORLに全く遠慮せず、冗談で「LEGO BIG MORLの息の根を止めに来ました(笑)」との発言が、あながち冗談でもないように感じるほど気合いの入った演奏を見せてくれた。
LEGO BIG MORL 撮影=hub
セットチェンジの後、ライブの幕開けを祝う鐘の音のようにも聞こえる「バランス」の イントロとともに、LEGO BIG MORLのカナタタケヒロ(Vo&Gt)、タナカ、ヤマモトシンタロウ(Ba)、アサカワヒロ(Dr)の4人がステージへ。back numberがサポートを含めて6人編成だったこともあり、同じ場所に立つLEGOの佇まいが、いつもに増してシンプルで潔くも見える。ホストらしく「“Thanks Giving”へようこそ!」(カナタ)と挨拶し、演奏を始めると、1曲目からカナタの伸びのある歌声を会場の隅々まで届け、「Blue Birds Story」「Hybrid」と徐々に会場の熱を上げて行く。中盤での「正常な狂気」で観客を熱狂させた直後に、バラードの「Ray」でその熱を一瞬にして歌に集中させる流れや、「Strike a Bell」から、メンバーにも観客にも笑顔が溢れたラストの「RAINBOW」で生まれた一体感など、たった10曲ながら、現在のLEGO BIG MORLの旨みを存分に詰め込んだ内容だった。
MCでは「ダメな曲を出したときにダメだって言い合える仲」と清水が言えば、普段はステージではあまり多くを語らないヤマモトが、「今日(back numberが)出てくれたことも簡単じゃなんですよね。俺らの10周年のタイミングだから出ますって。めっちゃ感謝してます」と、お互いを想い合う言葉を掛ける。かと思えば、ここ最近の『Thanks Giving』では恒例となっているアサカワの一芸?でもあるコーラの一気飲みに、なぜか栗原寿(Dr)も付き合ってみたり、清水とタナカがお互いのケンカエピソード暴露しあったりと、社交辞令ではなく、本当に仲がいいところが度々垣間見れた。さらに、アンコールでは、よく一緒に対バンをしていた頃にあったというエピソードも再現。当時、風貌が似ていたということでカナタに変わって、清水がステージに登場するも、長身のカナタのマイクに届かないというオチで笑いを取ったことがあるそうで、今日はこれだけはやろうと、2バンドで最初に決めたらしい(笑)。その甲斐あってか、会場には大きな笑いが起こっていた。
そんなアンコールでLEGO BIG MORLは、温めていたことを清水に怒られたという新曲も披露。3月29日に発売される5thアルバム『心臓の居場所』、そして、その発売前日に新木場STUDIO COASTで行われる『LEGO BIG MORL 10th anniversary SPECIAL LIVE』への期待が高まる形で幕を閉じた。
LEGO BIG MORL『Thanks Giving』vol.8 撮影=hub
なお、LEGO BIG MORLが3月29日にリリースするニューアルバム 『心臓の居場所』に収録の「君の涙を誰が笑えるだろうか」が、『J SPORTS STADIUM2017 中継テーマソング』に決定。J SPORTSのプロ野球中継にて2月1日のキャンプレポートから1シーズン通してテーマソングとしてオンエアされる。こちらも要チェックだ。
1. バランス
2. Blue Birds Story
3. Hybrid
4. end-end
5. Wait?
6. 正常な狂気
7. Ray
8. 花束(back number カバー)
9. Strike a Bell
10. RAINBOW
E1. (新曲)
2017年3月29日(水)発売
初回盤(CD+Memorial Booklet+オリジナルラバーバンド)
/¥3,600(tax in)¥3,334(tax out)/AZZS-60
通常盤(CD)/¥3,000(tax in) ¥2,778(tax out)/AZCS-1065
2017年3月28日(火)@新木場STUDIO COAST
OPEN 18:00 / START 19:00
「Thanks Giving vol.9」w/ UNISON SQUARE GARDEN
2017年2月18日(土)@岐阜・Club G
OPEN : 17:00 / START : 18:00
「√3 TOUR vol.3」w/ヒトリエ、phatmans after school
2017年1月22日(日)@心斎橋JANUS
OPEN 17:00 / START 17:30
2017年1月29日(日)@名古屋JAMMIN’
OPEN 17:00 / START 17:30
2017年2月22日(水)@東京TSUTAYA O-WEST
OPEN 18:00 / START 19:00