倒錯的な性愛に耽溺したシュルレアリスト 仏画家ピエール・モリニエ展
ピエール・モリニエ『ハネルたち』
『ピエール・モリニエ展』が、2月6日から東京・銀座のヴァニラ画廊で開催される。
1900年にフランス・アジャンに生まれた写真家・画家のピエール・モリニエ。女性の肉体をモチーフにした絵画や、女装した自分自身を撮影して制作したフォトモンタージュなどの作品を発表し、1955年からはシュルレアリストのグループで活動した。1976年に拳銃自殺によって死去。
同展ではフォトモンタージュや銅版画などの作品を展示する。またアンドレ・ブルトンとの出会いをきっかけに50代で行なった初個展のカタログ資料も展示される。