go!go!vanillas、KEYTALK、サンボマスターら共演『MUSIC TAGS』ライブレポート

レポート
音楽
2017.2.15
撮影=浜野カズシ

撮影=浜野カズシ

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ビクターエンタテインメント内のレーベル「Getting Better Records」が主催するライブイベントとして2013年にスタートした『MUSIC TAGS』。4回目となる今年は、東京と大阪で開催。『~カロリー高め!東西ガチモリ燃焼系ナイト~ 』という濃厚なタイトルが掲げられているが、どのようなものとなったのか? まずは東京・新木場STUDIO COAST公演の模様をレポートする。

Ivy to Fraudulent Game

Ivy to Fraudulent Game 撮影=浜野カズシ

Ivy to Fraudulent Game 撮影=浜野カズシ

オープニングアクトは、Ivy to Fraudulent Game。2010年10月に群馬で結成され、昨年リリースした1stミニアルバム『行間にて』によって、一気にその名を全国に轟かせた4人組ロックバンドだ。彼らが最初に放ったのは「dulcet」。轟くシャープなビート、妖艶にうねる音の壁は、90年代のシューゲイザーのバンドへの敬愛を感じるスタイルを示していた。夢見心地の酩酊感を噛み締めさせてくれた彼らであったが、その後に届けられた「青写真」と「アイドル」は、アグレッシヴな爆音が炸裂。精力的なライブ活動を重ねてきた彼らの実力が大いに発揮されていた。そして、「負ける気、一切ないです。ここにメインアクトで帰ってきます」と寺口宣明が(G/Vo)力強く宣言して、ラストは「青二才」を披露。哀愁に満ちたメロディを奏で、強烈な印象を観客の胸に残していた。

Ivy to Fraudulent Game 撮影=浜野カズシ

Ivy to Fraudulent Game 撮影=浜野カズシ

go!go!vanillas

go!go!vanillas 撮影=浜野カズシ

go!go!vanillas 撮影=浜野カズシ

「飛ばす準備はできてますか? 俺たちのパーティーで騒いでけ!」、牧達弥(Vo/G)が叫んでスタートした1曲目「ヒンキーディンキーパーティークルー」によって、瞬く間に明るいタテノリのダンスで揺らいだフロア。打ち鳴らされる手拍子がステージから届けられるサウンドと共鳴し合い、清々しいビートが躍動していた。その熱気をさらに上昇させたのは「ニューゲーム」と「バイリンガール」。強力なナンバーが連発され、観客は笑顔を浮かべながら汗だくとなる。「もっと身体を動かしてこうぜ!」、長谷川プリティ敬祐(B)が煽って雪崩れ込んだ「エマ」の時は、観客の頭上で巨大なミラーボールが回転し、会場内はますます心地よい昂揚感に包まれていた。牧、プリティ、ジェットセイヤ(Dr)、柳沢進太郎(G)が順番に歌声を響かせた「デッドマンズチェイス」。ダンス天国となっているフロアを眺めながら演奏する4人が実に楽しそうな様子だった「カウンターアクション」。そして、ラストは1月にリリースされた最新シングルのタイトル曲「おはようカルチャー」。「声でみなさんと楽しむ曲です」と牧はMCで言っていたが、まさにその言葉通り、観客も大合唱しながら盛り上がっていた。今後の彼らのライブに欠かせない曲となりそうだ。

go!go!vanillas 撮影=浜野カズシ

go!go!vanillas 撮影=浜野カズシ

KEYTALK

KEYTALK 撮影=浜野カズシ

KEYTALK 撮影=浜野カズシ

SEが流れ、登場した小野武正(G・MC・Cho)、首藤義勝(Vo・B)、寺中友将 (Vo・G)、八木優樹(Dr・Cho)は、見るからにやる気満々。観客の歓声もいつにも増してすごい。『MUSIC TAGS vol.4』は、KEYTALKの2017年初ライブ。オープニングを飾った「MATSURI BAYASHI」と「sympathy」の時点で爆発的な盛り上がりとなっていたが、メンバーたちも観客も、今日のステージを心から楽しみにしていたのが伝わってきた。髪の毛に赤いメッシュが入っていた寺中、左耳に髪の毛をかけていた首藤(go!go!vanillasのプリティと髪型が被らないためだったらしい)を小野がいじったり、八木がダジャレを披露した和やかなインターバルの後に「ASTRO」「a picture book」「YURAMEKI SUMMER」も届けられて、一層激しく沸き立ったフロア。「3月29日(水)、代々木公園野外ステージでフリーライブ」「最新アルバム『PARADISE』のリード曲「Summer Venus」のMV公開」という嬉しい告知を経て、振り付けを完璧に踊る観客の一体感が素晴らしかった「MONSTER DANCE」。そして、「Love me」でエンディングを迎えた瞬間、会場内に漂っていたのは、とても瑞々しい余韻。今年のKEYTALKも大活躍することを確信させられた。

KEYTALK 撮影=浜野カズシ

KEYTALK 撮影=浜野カズシ

KEYTALK 撮影=浜野カズシ

KEYTALK 撮影=浜野カズシ

サンボマスター

サンボマスター 撮影=浜野カズシ

サンボマスター 撮影=浜野カズシ

トリを飾ったのはサンボマスター。「空前絶後のライブをやりたいと思いませんか?」と山口隆(Vo/G)が観客に呼びかけ、「恥知らず! 恥知らず!」というアグレッシヴなコールを巻き起こしたオープニング。そして、「ミラクルをキミとおこしたいんです」をスタートさせるや否や、会場内は完全に彼らのサウンドで染め上げられた。時折、がなるかのようなトーンで想いを言葉にしながら人々を煽り、ギターを掻き鳴らしながら歌声を響かせる山口。骨太なリズムを刻む近藤洋一(B/Cho)、木内泰史(Dr/Cho)。3人の黄金のアンサンブルを体感している内に居ても立ってもいられなくなった観客の輪が広がっていく。初めてサンボマスターのライブを観る人も多かったようだが、情熱と説得力に溢れたサウンドにすっかり魅了されているのを感じた。胸に沁みるメロディをじっくり届けてくれた「ラブソング」、「愛と平和!」という全力のコールを巻き起こした「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」などにワクワクしている内に夢のように過ぎて行った本編。そして、アンコールで披露された「可能性」は、あの場にいた全ての人々の心を爽やかに鼓舞したに違いない。演奏が終わった時、ステージに向かって届けられた拍手と歓声がすさまじかった。

サンボマスター 撮影=浜野カズシ

サンボマスター 撮影=浜野カズシ

エンディングでは、Ivy to Fraudulent Gamego!go!vanillasKEYTALKサンボマスターが勢揃いして記念撮影。肩を組んだり、握手をしたり、無邪気にはしゃいでいる姿が美しい。観客も心底幸せそうに笑顔を輝かせていた。ワンマンライブも楽しいが、こうして様々なバンドが共演して刺激を交わし合うイベントにも堪らない喜びや発見がある。2月16日(木)には、四星球、夜の本気ダンス、ROTTENGRAFFTYが出演する大阪・なんばHatch公演が行われるが、これも見逃せないものになるだろう。


撮影=浜野カズシ

イベント情報
ビクターロック祭り番外編
Getting Better Records presents 
MUSIC TAGS vol.4 ~カロリー高め!東西ガチモリ燃焼系ナイト~


2017年2月14日(火) open 18:00 / start 18:45 新木場STUDIO COAST
2017年2月16日(木) open 18:00 / start 18:45 なんばHatch

●出演: 2017年2月14日(火)  KEYTALK / go!go!vanillas / サンボマスター Opening Act:Ivy to Fraudulent Game
2017年2月16日(木)  四星球 / 夜の本気ダンス / ROTTENGRAFFTY Opening Act:Ivy to Fraudulent Game
(以上、50音順)
●主催: Livemasters Inc.
●企画: ビクターエンタテインメントGetting Better Records 
●制作: Livemasters Inc.
●問合せ:Livemasters Inc. 03-6379-4744 (平日12:00-17:00)
●チケット: 前売 \4,300 / 当日 \4,800 (ドリンク代別)]
【オフィシャルサイト】
http://www.jvcmusic.co.jp/musictags/

<チケット受付>
イープラス:http://eplus.jp/mtags4-hp/

●「ティーンズ割」
・公演日に10代(19才以下)の方は会場にて¥500キャッシュバックいたします。
・当日、年齢を証明できる学生証・運転免許証・身分証明書等をご持参ください。
*キャッシュバックは当日、会場に来られた方に限ります。
*当日、証明書をお持ちにならなかった方へはキャッシュバックはいたしません。
*キャッシュバック受付は各会場入口付近での受付となります(受付時間未定)。

 

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