ベルリン・フィル、デジタル・コンサートホール
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いつでもベルリン・フィルの響きを体感できる!
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団といえば日本でも大人気のオーケストラであり、1957年にカラヤンと共に初来日してから今でもその人気が衰えることはない。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は1882年に設立され、当時は団員の平均年齢が30歳未満という若い演奏家中心のオーケストラであった。また、1884年にはブラームスが自作の交響曲第3番を指揮し、ピアノ協奏曲第1番を弾いた。さらに、リヒャルト・シュトラウス、グスタフ・マーラー、ヨハネス・ブラームス、エドヴァルド・グリーグ…と今では作曲家として知られている者たちもこのオーケストラの指揮をした経験をもつ。その後、フルトヴェングラーやカラヤン、アバド、サイモン・ラトルなど名指揮者たちを経て2018年からはキリル・ペトレンコへと受け継がれていくことが決まった。
そんなベルリン・フィルは最先端の技術を駆使し、デジタル・コンサートホールというインターネットでライブ中継を配信するサービスを行っている。
チェロ奏者であり、メディア部門代表のオラフ・マニンガー氏による発案により2009年より開始され、ベルリン・フィルハーモニーで行なわれる年間約30回のライブ中継をリアルタイムでみることができる。また、生中継の数日後には、すべての演奏会がアーカイブ・コーナーにアップされ、24時間いつでも再生することができる。ほかにも出演演奏家によるインタビューやドキュメンタリーなどクラシックファンにとってはお宝映像ともいえる数々の貴重な映像が見られる。また、デジタル・コンサートホールのサイトはドイツ語、英語さらに2010年11月からは日本語も加えられ、現在は3種類の言語が準備されているため、英語が苦手でもストレスなく楽しめる。
「ラトルのシューマン&ブラームス・ツィクルス」といった無料視聴できる「お試し映像」もあり。また
デジタル・コンサートホール https://www.digitalconcerthall.com/ja/news