暗黒の國村隼がふんどし姿で生肉にかぶりつき、目を光らせて襲いくる! 映画『哭声/コクソン』特別映像を公開
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(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
3月11日公開の映画『哭声/コクソン』から、國村隼に焦点を当てた特別映像が公開された。
『哭声/コクソン』は、2016年カンヌ国際映画祭で上映され、本国韓国で観客動員数700万人に迫るヒットを記録したサスペンス・スリラー。韓国の片田舎の村・谷城(コクソン)で、全身が湿疹で爛れた村人が家族を惨殺する事件が次々と発生。気弱な警官(クァク・ドウォン)が、容疑者として浮かび上がったよそものの日本人(國村)を追ううちに、家族ともども恐ろしい事件に巻き込まれていく物語だ。國村は正体不明の不気味な男を怪演し、韓国で最も権威ある映画賞のひとつである青龍映画賞で、外国人としては初の男優助演賞と人気スター賞を受賞している。
公開された映像は、この國村の怪演をフィーチャーしたもの。クァク・ドウォン演じる警官は、よそ者(國村)演じるよそ者についての証言を集めるうちに、その恐るべき”生態”を聞かされることになる。ある時はふんどし姿で鹿に食らいつき、あるときは人間とは思えない形相で襲いくる。暗黒に住まう怪物のような姿をさらしたかと思えば、滝に打たれたり、行者のような姿で祈りをささげる場面も。國村の演じる”よそ者”は悪か?善か?「何を信じるか?誰を信じるか?」「惑わされるな」というテロップは、何を意味するのか。なお、國村は撮影時には生肉を吐き気を催すまで実際に食したり、激しい滝行に挑戦するなど、半年にもおよぶハードな撮影に臨んでいる。
映画『哭声/コクソン』 は、3月11日よりシネマート新宿ほかにて公開。
映画『哭声/コクソン』
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
(2016年/韓国/シネマスコープ/DCP5.1ch/156分)
監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ
<ストーリー>
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す。
公式サイト:http://kokuson.com/
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