YOSHIKIの死生観に触れるインタビューや、水曜日のカンパネラらの海外進出の理由に迫る カルチャーマガジン『81 JAPAN 2017 spring』

X JAPANのYOSHIKIが表紙を飾るカルチャーマガジン 『81 JAPAN 2017 spring』 が3月3日から発売される。

同誌は、公開中のドキュメンタリー映画『WE ARE X』を40ページにわたってフィーチャーし、YOSHIKIの撮りおろしグラビアやインタビュー「YOSHIKIが語るX JAPANの真実」なども掲載。X JAPAN、YOSHIKIが世界に出る理由を語る。 

YOSHIKIは、2014年に発売された『81JAPAN』春号・夏号に続き、 3度目の登場 。 サンダンス映画祭で最優秀編集賞を受賞、 数々の映画祭に出品され高い評価を得ているドキュメンタリー映画『WE ARE X』について「最初はやはり抵抗がありましたね」と語り、映画製作を一時ペンディングしていたことや、 「X J APANのヒストリーが人の命を救うことができるのではないか、 希望を失った人たちに夢を与えることができるのではないか」と意識が変化したことなどを告白。映画製作の過程や監督の印象、 「観るたびに、 もう涙があふれて」という映画の感想を語っているほか、 改めてX JAPANと自身のヒストリーについても振り返っているという。また、同作を深く理解するうえで、切っても切り離せないテーマ“死生観”にも触れている。 さらに、スティーブン・キジャック監督が「YOSHIKIに会うと、 彼の超自然現象のような決意と創造性にあふれた、 まるで呪文のような言葉に魅了されていくんです」と語るインタビューや、 音楽ライター青木優、 映画ライター相馬学によるクロスレビュー などを通して、『WE ARE X』を多角的に掘り下げる。印象的な映画のシーンの数々や関東の冒頭のグラビアにも注目だ。 

ほかにも、今年2017年1月にニューヨーク・カーネギーホールにて行われた 『YOSHIKI CLASSICAL SPECIAL feat. Tokyo Philharmonic Orchestra』のレポート も掲載。 『WE ARE X』に描かれたXJAPANの軌跡、 3月4日に開催された英ウェンブリー・アリーナ公演とも通底するYOSHIKIの視点は必読だ。 

同誌は、YOSHIKI以外にも、水曜日のカンパネラ、MONO、FLOWらグローバルな視野を持つアーティストのインタビューを掲載。 MIYAVI、BABYMETAL、Chim↑Pom、SCANDALも登場する。彼らはなぜ海外に出て行くのか、その原体験や原動力に迫る。 

幼いころから海外に慣れ親しみ、海外体験も豊富な水曜日のカンパネラ・コムアイは、彼女が外国で感じたこと、海外のライブで体験したこと、今、興味のあるアジアについてなどを語る。彼女らしいストレートな言葉がどんどん飛び出しているという。 

結成当初から海外で活動をしてきた4人組のインストゥルメンタルロックバンド・MONOは、10万人もの動員を予定するワールドツアーの、彼らの感じるリアリティを、リーダー・Takaakira‘Taka’Goto にインタビュー。 2006年の初海外ライブ以降、全17ヵ国での海外公演歴を積み、着実に歩みを進めてきたFLOW は、「初心に戻れる」「ワクワク感」と語る海外公演の魅力やバンドへの影響などを5人で語り合う。

カルチャーマガジン 『81 JAPAN 2017 spring』は発売中。