C/Ompany「忘れろ/ボレロ」パワーアップして広島・大阪・東京を巡演
C/Ompany「忘れろ/ボレロ」ビジュアル
C/Ompany「忘れろ/ボレロ」が、4月6日に広島・JMSアステールプラザ 中ホール、4月7日に大阪・ABCホール、4月9日に東京・博品館劇場にて上演される。
2016年11月に東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで発表された本作は、モーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」をもとにしたダンス公演。今回は「談ス」シリーズの第2弾として全国3カ所で上演され、初演同様、大植真太郎、柳本雅寛、辻本知彦、平原慎太郎の4人が出演する。
構成を手がける大植は本作について、「みんなが知っているボレロの、『1つの到達点があって、そこに到達した途端、また新たな目的が生まれる』というイメージを、ダンサーの身体だけで表現していきたいのです」と解説。また「この作品はお客さんとのコミュニケーション型のダンスです」と観客にメッセージを送っている。初演を経て、さらにパワーアップした本作に注目しよう。
大植真太郎コメント
最近、ダンス公演を見に行った時に、内容や踊りよりも音楽しか印象に残らない作品が多かったんです。そうなったときに、身体やダンスは意味があるのか?と思い始めてしまった。舞台上でダンスに付随するBGMのように音楽を使うことは、音楽に正面から向き合っているとは言えないと考えてしまったんです。そこで今回は、みんなが知っているボレロの、「1つの到達点があって、そこに到達した途端、また新たな目的が生まれる」というイメージを、ダンサーの身体だけで表現していきたいのです。
この終わりのない旋律の終わりはどこなのか?
作品が終わる瞬間に、ダンスは終わっているのか?
果たして劇場を出るときに作品は終わっているのか?
この作品はお客さんとのコミュニケーション型のダンスです。
C/Ompany 談ス シリーズ vol.2「忘れろ/ボレロ」
2017年4月6日(木)
広島県 JMSアステールプラザ 中ホール
2017年4月7日(金)
大阪府 ABCホール
2017年4月9日(日)
東京都 博品館劇場
構成:大植真太郎
振付・出演:大植真太郎、柳本雅寛、辻本知彦、平原慎太郎