彩輝なおが夢をあやつる女王を演じる!

2015.9.3
ニュース
舞台

音楽劇「Sleeping Beauties~夢をあやつるマブの女王」彩輝なお、原嶋元久

石丸さち子の新作舞台『Sleeping Beauties〜夢をあやつるマブの女王〜』10月上演

2013年NYの演劇祭『MITF』で4冠を獲得し、その才能を高く評価されている気鋭の演出家・石丸さち子の新作舞台となる音楽劇『Sleeping Baeuties~夢をあやつるマブの女王~』が、 10月7日(水)から東京・三越劇場にて、10月31日(土)から兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて上演される。

本作は、幼くして両親をなくしたエマとユマの姉妹と愛犬シェリーが、夢をあやつるマブの女王の案内で夢の世界へ導かれる物語。マブの女王を演じるのは、元宝塚月組のトップ・彩輝なお。同じく元宝塚の美羽あさひが、姉のエマを演じる。また、姉妹の愛犬シェリー役に『テニスの王子様』切原赤也役や音楽劇『星の王子さま』などで活躍する原嶋元久。マブの女王の分身マム役には、劇団四季退団後初の舞台となる沼尾みゆき、また、妹ユマ役にサントス・アンナ、マブの女王の夫ハズ役を、元劇団四季で9月6日(日)まで「ドリアン・グレイの肖像」(新国立劇場 中劇場)に出演中の金すんらが演じる。

作・演出をつとめる石丸は次のようにコメントしている。

「今」を生きるのがむずかしいことがあります。大事な人を喪えば、「過去」を抱いて生きる。現在が苦しければ、「未来」を夢みて生きる。人の心は思い出ばかりで。人の心はしばしば愛に渇き・・・。あるところに。「今」と上手に折りあえない、孤児の姉妹がおりました。天才画家と呼ばれたエマ、天才詩人と呼ばれたユマは、若くして筆を折り、今は時をやり過ごすように暮らしています。口には出さなくても、人生にちょっと絶望しています。そんな二人に、今を生きる勇気と覚悟を取り戻させるために立ち上がったのは、なんと姉妹の愛犬、一匹のシープドッグ。作戦は、愛の世界への冒険旅行。案内人は夢をあやつるマブの女王。壮大な時間旅行は、旧約聖書、ゴシックホラー、グリム童話と奇想天外に展開します。まるで飛び出す絵本のような世界に遊び、姉妹が見る意外な結末とは?
――大人になる時、みんな忘れてきてしまう宝箱の鍵を、どうぞ一緒に探してください。痛みや哀しみとともに生きる力が、美しい未来を守る勇気が、きっとそこに眠っています。


公演情報

平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加公演
音楽劇『Sleeping Beauties~夢をあやつるマブの女王~』


10月7日~12日 (水~日)東京・三越劇場
10月31日、11月1日(土、日)兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
作・演出:石丸さち子
出演:彩輝なお、美羽あさひ、原嶋元久、沼尾みゆき、サントス・アンナ、金すんら ほか
公式サイト:http://artistjapan.co.jp/sleeping-beauties/