池田エライザ、中尾暢樹主演で少女漫画『一礼して、キス』が実写映画化へ 『クローバー』古澤健監氏が監督
-
ポスト -
シェア - 送る
左から、中尾暢樹、池田エライザ 映画『一礼して、キス』 (C)2017加賀やっこ‣小学館/「一礼して、キス」制作委員会
加賀やっこ原作の少女漫画『一礼して、キス』が池田エライザ、中尾暢樹主演で実写映画化されることが決定した。
『一礼して、キス』は、『ベツコミ』(小学館)にて連載されていた少女漫画で、全7巻の単行本が発売されている。劇中では、高校3年生・岸本杏の弓道に打ち込む姿に恋をした後輩・三神曜太の、ひたすらに一途な片想いが描かれる。
『一礼して、キス』原作書影
岸本杏は、『CanCam』専属モデルであり、映画『みんな!エスパーだよ!』などで女優として活躍する池田エライザが演じ、映画初主演をつとめる。また、三神曜太は『動物戦隊ジュウオウジャー』のジュウオウイーグル/風切大和で脚光を浴びた中尾暢樹が演じ、こちらも映画初主演となる。メガホンは、『クローバー』『今日、恋をはじめました』など、恋愛映画からホラー作品まで繊細な演出で知られる古澤健監督がとる。同作の撮影は、現在、都内近郊で行われており、6月の完成を予定しているとのこと。
映画化決定を受けた古澤監督のコメントも公開されている。
古澤健監督
これまでにも少女漫画原作の映画やテレビドラマを手がけてきましたが、原作の『一礼して、キス』を読んだとき、これまでとは一味違う新しい表現の可能性を感じました。弓道の静謐さとダイナミックさは、恋愛中の秘めた想いの激しさとも通じると思います。池田エライザさんにはとても無邪気なあどけなさと悪魔のような母性が同居しており、それが杏というキャラクターを体現している一方、中尾暢樹くんの透明で硬質な男らしさは、三神のミステリアスさをうまく表現しています。クランクイン二ヶ月前からふたりは弓道の稽古を続けてきましたが、その成果が撮影現場で存分に発揮されています。また稽古を通じてふたりの距離感もすっかり杏と三神になっており、ふたりの自然な演技に日々魅了されています。
映画『一礼して、キス』は今秋全国ロードショー。