國村隼の怪演も話題！『哭声／コクソン』新記録樹立を記念した“ナ・ホンジン監督オールナイト”の開催が決定
『哭声／コクソン』 （C）2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
公開中の映画『哭声／コクソン』のナ・ホンジン監督作を一挙上映するオールナイト企画が、3月18日に東京・シネマート新宿で開催されることが決定した。
『哭声／コクソン』は、昨年2016年に韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録したサスペンス・スリラー。平和な田舎の村・コクソンで村人が自身の家族を残酷に殺害し、湿疹で全身が爛れ意識がもうろうとした状態で発見される事件が多発。同じ時期、素性のわからない「よそ者」と呼ばれる男が噂となったことから、事件を担当する警官・ジョングは彼の正体に迫ろうとする。劇中でよそ者を演じた國村隼が韓国の最も権威ある映画賞・青龍映画賞で男優助演賞と一般投票で選ばれる人気スター賞の2部門に輝いたことでも話題だ。
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3月11日から始まった日本での公開も好評で、特にメイン館である東京・シネマート新宿では、初日土曜日の日計は同館の作品興収日計で2006年12月開館以来の新記録を樹立している。この好評をうけ、同作のメガホンをとったナ・ホンジン監督の全作品を一挙上映する初のオールナイト企画の開催が決定。当日は『哭声／コクソン』のほか、『チェイサー』、『哀しき獣』の3本を上映する。なお、『チェイサー』は35ｍｍフィルムでの上映となる。
『哭声／コクソン』 （C）2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
『チェイサー』 (C) 2008 Big House / Vantage Holdings. All Rights Reserved.
哀しき獣 (C)2010 WELLMADE STARM AND POPCORN FILM ALL RIGHTS RESERVED.
また、イベント内では松江哲明監督（『山田孝之のカンヌ映画祭』）、ナ・ホンジン監督と國村にインタビューをおこなった映画秘宝編集部・岡本敦史氏とライターの山崎圭司氏によるトークショーも開催する。上映だけでなく、コアなトークが繰り広げられる特濃の一夜になりそうだ。
なお、
料金は2,500円均一で、シネマート新宿窓口に限り『哭声/コクソン』全国共通特別鑑賞券＋差額1,000円での座席購入が可能だ。
映画『哭声／コクソン』は上映中。
日時：3月18日(土) 開演20:15 (翌4:45終了予定)
会場：シネマート新宿 スクリーン1（東京都新宿区新宿３丁目１３−３ 新宿文化ビル6F）
上映作品：『哭声／コクソン』、『チェイサー』（35mm上映）、『哀しき獣』
トークショーゲスト（予定）：松江哲明監督、岡本敦史氏（映画秘宝編集部）、山崎圭司氏（映画ライター）
料金：2,500円均一(シネマート新宿窓口に限り、『哭声/コクソン』全国共通特別鑑賞券＋差額￥1,000で購入可)販売：シネマート新宿窓口及びオンライン予約ページで販売中。
映画『哭声／コクソン』
（C）2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
監督：ナ・ホンジン
出演：クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ
＜ストーリー＞
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す。
公式サイト：http://kokuson.com/
（C）2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION