「美を守る宮殿」エルミタージュ美術館の記録映画 名画の数々を劇場で

2017.3.16
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ドキュメンタリー映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』が、4月29日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。

1764年に創立したエルミタージュ美術館。絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点を所蔵し、2千の部屋を有する。

エルミタージュ美術館の収蔵品と共に、約250年の歴史とその背景にある人々のストーリーを紹介する同作。レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、ミケランジェロ・ブオナローティ、ラファエロ・サンティ、ピーテル・パウル・ルーベンス、レンブラント・ファン・レインといったヨーロッパのオールドマスターの作品や、エカテリーナ2世の宝石、さらにポール・ゴーギャン、フィンセント・ファン・ゴッホ、アンリ・マティス、パブロ・ピカソらの作品を高画質映像で見ることができる。

また同館館長のミハイル・ピオトロフスキーや、彫刻家のアントニー・ゴームリー、建築家のレム・コールハースらが出演しているほか、声の出演で映画『戦場のメリークリスマス』のトム・コンティが参加している。

なお3月18日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』が開催。同展のオフィシャルサポーターは又吉直樹が務める。