小野賢章、小野友樹、神谷浩史、諏訪部順一、小野大輔らが‟黒子愛”を語る『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』初日舞台あいさつ
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『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』初日舞台あいさつ
3月18日、アニメ『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』が公開初日を迎え、東京・新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われた。イベントにはキャストの小野賢章、小野友樹、神谷浩史、諏訪部順一、小野大輔、木村良平、鈴村健一、緑川光、稲田徹、多田俊介監督が登壇した。
『黒子のバスケ』は、2009年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載され、コミックス累計3,000万部を突破した漫画。2012年よりテレビアニメがスタートし、3期(全75話)に渡り放送され、2016年には劇場版プロジェクトが始動。まずはテレビシリーズで描かれたウインターカップの激闘を3本の総集編としてイベント上映し、『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』が完全新作として公開された。
(C) 藤巻忠俊/集英社・劇場版「黒子のバスケ」製作委員会
登壇した多田監督は「今日はたくさんのお客さんにお越し頂いて、本当に嬉しく思っています。僕は、スタッフ代表として、ここに来ております。なにしろ、この映画は3分の2が試合のシーンなんです。スタッフは本当に頑張りました。ぜひ、2回、3回と観ていただけると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」とあいさつ。
続く、黒子テツヤ役・小野賢章は、「6年くらいずっと黒子に向き合ってきて、劇場版という形で最後を迎えられるのは、本当にありがたいこと。ご褒美みたいな作品だと思います。『黒子のバスケ』に出会えて本当に良かったと、常に思っているのですが、今回の作品でさらに強く思いました」とコメント。さらに「『黒子のバスケ』は僕にとって本当に大切な作品ですし、これからも大切な作品であり続けることは間違いありません。皆さんの中でも大切な作品にしていただけたら良いなと思っています。この映画も何度も観て、何度も応援していただけたらなと思います。僕も、今からまた観たいくらいです(笑)。今日は、この後もいろんな映画館で黒子愛を語っていきたいと思いますので、ぜひ皆さんもたくさん黒子愛を語ってください」と呼びかけた。
火神大我役・小野友樹は「いろいろなイベントやラジオなどもやらせていただき、みんなと『黒子愛』を育みながら歩いて来ました。(劇場版で)ここまで描ききってもらえて、作品も火神も本当に幸せだなと、あらためて思います。舞台挨拶って、もっとフォーマルな感じかなと思っていたんですけど、このメンバーだからこそ、こんなに楽しい舞台挨拶を迎えられました(笑)。今日、来て下さった皆さんの表情を観て、この作品は最高の作品なんだなってことを確信しています」とあいさつ。
(C) 藤巻忠俊/集英社・劇場版「黒子のバスケ」製作委員会
赤司征十郎役・神谷浩史は「僕もこの作品は何度でも観ていただきたいと思っていて。これは、1つの提案なんですけど。原作通りのところで終わりたい方は、試合が終わったところで席を立つ。「『黒子のバスケ』と言えば黒子と火神だろう」という方は、2人のエピソードまで観て席を立つ。GRANRODEOのファンは、エンディングの歌を聴いてから席を立つのも良いですし、もう1人の主役でもある「キセキの世代」にスポットを当てて観たい方は、ラストシーンまで観る。そんな風に4種類の楽しみ方ができると思っています」と提案していた。
青峰大輝役・諏訪部順一は「青峰大輝と出会えて、本当に良かったなと心から思っています。観終わって寂しい気持ちもあるのですが、もう1回観たら、この気持ちも紛れるかもしれないので、何回でも観たいなと思っています。そして、皆さんも観てください、心から勧められる作品になりました」と感慨深げにコメント。
緑間真太郎役・小野大輔は「スタッフ、キャスト一同、人事を尽くしたと言い切れる、とても素晴らしい作品になっていると思います。僕は、緑間が最後のシーンで言っていたセリフが忘れられません。僕たちも同じ気持ちです。皆さまの中でも、『黒子のバスケ』がずっとずっと生き続けて、ずっとずっと愛してくれると嬉しいなと思っています。『LAST GAME』、よろしくお願いいたします」とコメント。
黄瀬涼太役・木村良平は、「昨夜、完成した作品をようやく観ることができました。そして今日、こうして1回目の上映舞台挨拶に来て、自信を持って言えます。みんなで良い物を作れました! 今日1日、映画館を舞台挨拶でまわるのですが、この最初の舞台挨拶で、皆さんがこんなにも温かく迎え入れてくださったおかげで、自信をもって、この後もまわることができます。本当にありがとうございました」と感謝の言葉。
紫原敦役・鈴村健一は「今回の劇場版は、今まで頑張って来たことへのご褒美だなと思っています。今日、このメンバーでこのステージに立っていること自体も、僕にとってはご褒美で。本当に素敵なスタッフの皆さん、素敵なキャストの皆さんと一緒にできたことを誇りに思います」と胸をはる。
(C) 藤巻忠俊/集英社・劇場版「黒子のバスケ」製作委員会
ナッシュ・ゴールド・Jr.役・緑川光は「何回も観ていたら1回くらいは、試合結果が変わるかもしれません(笑)。それに、後々、Blu-rayやDVDが出るかもしれませんけど、このクオリティの作品を劇場で観るという醍醐味もあると思うので。まだまだ、上映は始まったばかりですし、少しでも多く観て頂けると嬉しいです」と劇場で観る意義を力説。
ジェイソン・シルバー役・稲田徹は「『黒子のバスケ』に出演が決まったと連絡を受けた時、漠然と、自分は監督の役なのかなと思っていました(笑)。ところが受け取った台本を読んだらプレーヤー。驚いたし、気を引き締め直しましたね」と振り返る。さらに「収録の後は、本当にスポーツをやったくらい疲れました。僕、けっこうの喉は丈夫なんですけど、最後はカスカスになりましたから。でも、そのくらい本気でやらないと、この作品の熱さは出せないし、全力で取り組ませていただきました。皆さんは僕の事を面白いおじさんだと思ってるかもしれないですけど、作品内ではそうはいかないからな(笑)」と語った。
(C) 藤巻忠俊/集英社・劇場版「黒子のバスケ」製作委員会
キャストがそれぞれの思いを胸に初日を迎えた『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』は上映中。
アニメ映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』
(C) 藤巻忠俊/集英社・劇場版「黒子のバスケ」製作委員会
【スタッフ】
原作:藤巻忠俊(集英社 ジャンプ コミックス刊)
監督:多田俊介
脚本:高木 登
キャラクターデザイン:菊地洋子
総作画監督:後藤隆幸、菊地洋子
美術監督:鈴木路恵
色彩設計:竹田由香
撮影監督:荒井栄児
CGIディレクター:磯部兼士
編集:植松淳一
音響監督:三間雅文
音楽:池 頼広
主題歌:「Glorious days」GRANRODEO
アニメーション制作:プロダクションI.G
配給:松竹
製作:劇場版「黒子のバスケ」製作委員会
黒子テツヤ:小野賢章/火神大我:小野友樹/赤司征十郎:神谷浩史/青峰大輝:諏訪部順一/緑間真太郎:小野大輔/黄瀬涼太:木村良平/紫原 敦:鈴村健一/ナッシュ・ゴールド・Jr.:緑川 光/ジェイソン・シルバー:稲田 徹