大河ドラマ『おんな城主 直虎』の特別展が開催に 井伊家ゆかりの美術品・古文書などを紹介
2017.4.6
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大河ドラマ『おんな城主 直虎』の登場人物に関連した資料や文化財を展示する特別展が、2017年7月4日(火)~8月6日(日)にかけて開催される。
戦国時代、男の名で家督を継いだ、「おんな城主」井伊直虎。本展ではその波瀾に満ちた生涯を軸に、遠江の領主・井伊氏がどのように乱世を生き延びたのか、同時代に生きた戦国武将や周辺の人物を通して浮き彫りにする。
また、直虎に養育され、徳川家康の家臣となった井伊直政は、小牧・長久手の戦いや関ヶ原の戦いなどで武功をあげ、のちに「徳川四天王」と称された。本展では、そんな直政の彦根藩井伊家創設に到る道程を、井伊家に受け継がれた貴重な美術品・古文書などを通じて紹介。
会場には、「直虎」の花押が入った唯一の書状である「井伊直虎関口氏経連署状」も出品。さらに、直虎と婚約したといわれている井伊直親ゆかりの「青葉の笛」も展示される。この「青葉の笛」は、460年にわたり地域で受け継がれてきたもので、所蔵されている寺野六所神社以外で公開されるのは本展が初めてとのこと。オンエアと併せて、ぜひ本展もチェックしておこう。
南渓瑞聞頂相 展示期間:7月4日~ 7月17日 井伊谷 龍潭寺
「青葉の笛」 寺野六所神社
井伊直虎関口氏経連署状 永禄11年 (1568) 蜂前神社・浜松市博物館保管
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