1回勝って〇〇万円!高校生棋士・桐山零の年収は? 映画『3月のライオン』特別映像「棋士とお金」
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(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
前編が公開中、後編が4月22日に公開される映画『3月のライオン』から、「棋士とお金」にまつわる特別動画が解禁された。
『3月のライオン』は羽海野チカ原作の同名コミックを、映画『るろうに剣心』シリーズなどで知られる大友啓史監督が実写映画化した作品。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の桐山零(神木隆之介)が、同じ下町に川本あかり、ひなた、モモの3姉妹と出会ったことから棋士として、人として成長していく姿を2部作で描く。
今回解禁された特別映像は、マスコミ・関係者向け試写で同作を観た映像制作会社のディレクターたちが、想像力を刺激されて制作したというWEB用動画の一つ。普段あまり表にでることのない、棋士の収入についての特別動画だ。制作したディレクターは「将棋のプロ棋士という未知の世界を描いた中で、特に驚いたのが対局料。こういうトリビアネタがあるのも、この映画の魅力だと思います」と、映像の意図についてコメントしている。
その言葉どおり、動画では、桐山零(神木隆之介)の高校の担任教師・林田先生(高橋一生)が「プロの棋士ってさあ、対局料は振り込み?」「もしかして桐山、俺より月給高くねえ?」と疑問を投げかけるシーンや、三角龍雪・六段(中村倫也)が「一つ勝って、60万円か」とこぼすなど、生々しい場面が切り取られている。ちなみに、劇中に登場する
高校生の零は年収780万円とのこと。実際に棋士の収入を支えているのは、各タイトル戦や棋戦の対局料。基本トーナメント戦となる対局では、勝てば勝つほど月収がアップすることになる。
『3月のライオン』は、桐山零や登場人物によるドラマ以外にも、興味深い将棋ネタが満載のようだ。なお、映画公式サイトでは、「棋士とお金」以外にも、ディレクターたちがさまざまなテーマで制作した特別動画を公開中だ。
映画『3月のライオン』前編は公開中。後編は4月22日(土)2部作連続・全国ロードショー。
映画『3月のライオン』
(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
監督:大友啓史
原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
脚本:岩下悠子 渡部亮平 大友啓史
出演:
配給:東宝=アスミック・エース
中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山 零(きりやま れい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく。
映画公式サイト 3lion-movie.com
(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会