花鳥風月の“鳥“のキャストが集結! 劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』製作発表記者会見
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(左から)梶原善、清水葉月、福田転球、松雪泰子、森山未來、阿部サダヲ、早乙女太一、粟根まこと、少路勇介、池田成志
2017年6月から東京・IHIステージアラウンド東京にて劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBSが上演される。4月18日(火)ららぽーと豊洲にて製作発表記者会見が行われ、出演の阿部サダヲ、森山未来、早乙女太一、松雪泰子、粟根まこと、福田転球、少路勇介、清水葉月、梶原善、池田成志、作を担当する中島かずき、演出を担当するいのうえひでのりが出席した。
劇団☆新感線は1980年に旗揚げ。お笑い、ロック、活劇など様々なジャンルを今まで上演してきた。
『髑髏城の七人』は1990年に誕生。以来7年ごとに上演され、劇団☆新感線最高傑作と言われる作品にまで名を上げた。2017年~2018年にかけては1年以上かけて花鳥風月という名において、4つのシーズンに分けて公演。公演場所であるIHIステージアラウンド東京は客席が回転するという今までにない斬新な演出のもと、新たな『髑髏城の七人』が生まれる。現在は『髑髏城の七人 Season花』が公演中だ。
製作発表記者会見では一般の方も集結。キャストと集まったお客さんで舞台名の鳥にちなんで、豊洲の空に風船を羽ばたかせる一幕もあった。
阿部サダヲ
阿部は「舞台の製作発表で風船を飛ばしたりしてすごいなと。それぐらいスケールの大きい作品なんだなと思います。そんな作品に参加させていただいたので、恥じないように捨之介を演じ、楽しませたいです。期待してきてください」とのこと。
今まで様々な人が演じてきた主人公の捨之介を演じる阿部は「台本を読んで小栗旬さんがやっている捨之介、古田新太さんや市川染五郎さんがやってきた捨之介とは違うなと本当に思いました」とコメント。
森山未來
森山は「劇団☆新感線の舞台に2回出演をしたら準劇団員って呼ばれるみたいなので、ほぼ劇団員と言っていいくらいの勝手知ったる面子です。松雪さんをはじめ、笑いに特化された方々ばかりなので、本当にそこは安心して、かっこいい舞台を期待していただければと思います」とコメント。
Season鳥は花鳥風月の中でも歌やダンスを取り入れられる可能性が高いとのことで、ダンサーとしてのスキルも高い森山は「Perfumeとか恋ダンスの振り付けを担当しているMIKIKOさんが、今作では振り付けで入ってくれて。今回の劇場はアトラクション的な感覚、体験する感覚だったりするので、そういう意味では踊ったり歌ったりするのが似合う劇場かもしれないですね。なので、期待していただければと思います」と話した。
早乙女太一
早乙女は「前回は19歳のときに無界屋蘭兵衛をやらせていただいて、今はもう25歳になりました。また前とは違ったが無界屋蘭兵衛できればなといいなと思っています」とコメント。
また、今作は日本にとって初の客席が360度回転する劇場での公演となる。その点について早乙女は「想像がつかないことが1番不安です。そんな大きなステージに立ったことがないので、どれくらいの体力を使うのかというのがすごく未知なるところです。心配です」と現在の心境を語った。
松雪泰子
松雪は「劇団☆新感線で初めて鑑賞した作品がこの『髑髏城の七人』でして、そのときは本当に感動しました。今回こんな大きなプロジェクトの中で参加させていただくというのは、本当にすごく楽しみにしています」と挨拶。
また、早乙女同様に劇場については「私も方向音痴なところがあるので、迷わないようにしなきゃなって。1度劇場に伺ったとき難しかったのでそれだけが不安です」と意外な一面を話された。
(左から)梶原善、清水葉月、福田転球、松雪泰子、森山未來、阿部サダヲ、早乙女太一、粟根まこと、少路勇介、池田成志
劇団☆新感線「髑髏城の七人 season鳥」は東京・IHIステージアラウンド東京にて6月27日(火)~9月1日(金)まで上演される。
(左から)松雪泰子、森山未來、阿部サダヲ、早乙女太一
取材・文・撮影/鈴木 唯
■日程:2017/6/27(火)~17/9/1(金)
■演出:いのうえひでのり
■出演:
阿部サダヲ 森山未來 早乙女太一/
松雪泰子/
粟根まこと 福田転球 少路勇介 清水葉月/
梶原善 /
池田成志 ほか
■公式サイト:http://www.vi-shinkansen.co.jp/