小野明子と益田正洋による弦楽器デュオを聴く贅沢な休日~ホールでは見られない素顔が垣間見える“音楽家の日曜日”

レポート
2017.5.12
小野明子(ヴァイオリン)&益田正洋(ギター)

小野明子(ヴァイオリン)&益田正洋(ギター)

画像を全て表示(12件)

「これ以上求めることはない」小野明子&益田正洋 “サンデー・ブランチ・クラシック” 2017.4.9. ライブレポート

サンデー・ブランチ・クラシックは「クラシック音楽を、もっと身近に。」をモットーに、一流アーティストの生演奏を気軽に楽しんでもらおうと毎週日曜の午後に開催されている。4月9日は英国を拠点に若くして輝かしいキャリアを築き、現在は旺盛な演奏活動の傍ら、メニューイン音楽院やギルドホール音楽院で後進の指導にもあたっているヴァイオリニストの小野明子が2回目の登場。今回は共演歴も10年になる、気心の知れたギタリスト益田正洋と共に、時代もジャンルも様々な音楽を聴かせてくれた。

午後1時に出演者ふたりが登場すると、まずは小野がご挨拶。

小野:今日はあいにくの天気のなか、我々のコンサートにお越しいただき、ありがとうございます。まずイギリスの作曲家エルガーの作品『愛のあいさつ』をお聴きいただきたいと思います。

すぐに演奏にうつるかと思えば、益田の様子が少しおかしい。通常の紙の楽譜ではなく、最近流行りのタブレットによる電子楽譜を利用するようなのだが、どうやら機器にトラブルがあった模様。客席へ頭を下げて、楽屋に戻ってしまった。

小野:すみません、さっきまではページを変える足のペダルが作動していたんですけれど、急に動かなくなってしまったようです。私は、昔のタイプの人間なので、印刷した楽譜を使うのが好きなんですけれど、ハイテクの益田くんは全てコンピューターに取り込んで、足でページをめくったりする、時代の流れに私はついていけないなあという感じなんですけれども(笑)。

そうこうしているうちに、舞台に戻ってきた益田は“紙の楽譜“を手にしている。益田がハイテク機材の使用を諦め、伝統的な紙の楽譜に戻ったことがわかると小野がニヤリと笑う。

小野:通常の、私のスタイルですね(笑)。

それにつられて、会場からも笑い声が自然と漏れ聞こえてくる。演奏前から既にアットホームな雰囲気となったところで、1曲目のエルガー『愛のあいさつ』の優しい響きが会場を包み込んだ。コンサートホールとくらべると残響の少ない、こうしたサロンやカフェのような会場でも全くやせ細らない芳醇なサウンドを聴かせる小野は、やはり只者ではない。小野が7年間師事した伝説の巨匠ユーディ・メニューイン譲りの「折り目正しさ」と「叙情性」を高度に両立する演奏が、心にじんわりと沁み渡る。

続いての曲目に移り変わろうと、楽譜の入れ替えをおこなっていると、今度は小野が……。

小野:ごめんなさい、楽譜がない……。

小野が慌てて楽屋にむかって駆け出すと、予想外の展開に客席からはドッと大きな笑いが巻き起こる。今度は、益田がマイクを持って話し出す。

MC中の様子

MC中の様子

益田:普段は用意周到に準備しているんですけれども……お恥ずかしいです。今日はギターとヴァイオリンのデュオで演奏を聴いていただきたいと思います。ギターで伴奏するというと、すごく意外なイメージをもっていらっしゃる方も結構いらっしゃると思うんですけれども、19世紀のはじめ頃って、大きなコンサートホールではなくて、このスペースよりももっと狭いところで音楽を聴いていたというのが一般的なスタイルだったんですね。
そのときはピアノのような大きな音のする楽器ではなくて、ギターみたいな音の小さい……っていうつもりは、ギタリストなんでそういうことを言うのは悔しい感じがしますけれど(笑)、そういうスタイルで演奏する場合は割とギターで伴奏するという形が一般的でして……。というわけで、小野さん戻ってきましたね。

小野:次に、オランダ人の作曲家・ヴァイオリニストのヴィレン・デ・フェッシュという方が書いた作品を演奏いたします。この方は1687年に生まれて、イギリスでもヘンデルのオーケストラに入ってヴァイオリンを弾いていた……そのような方です。この曲は私も益田くんの紹介で数ヶ月前にはじめて聴いたんです。とても良い曲で、この時代の音楽というのは心が落ち着くなあという感じで、4つの楽章から成っています。え~……。

慌てて楽屋を行き来したので息切れしている小野の姿に、またもや客席からはにこやかな笑いが湧き上がる。音楽家たちが普段は見せない素顔を垣間見られるのは、他には代えがたい楽しさがある。そしてお互いのミスをフォローしつつも、適度にイジり合うふたりのトークは音楽そのもののように心地よい。

益田:こういうことって滅多にないですよね。小野さんがこういうことになると、ちょっと微笑ましい感じですけれど、僕がやっちゃうとね、何やってんのかよ~……という感じですよね。その雰囲気をですね、一新するようなすごく爽やかな曲です。
 

こう紹介されて、演奏がはじまったフェッシュの『ソナタ ト長調』は、「ラルゴ」「アルマンダ(アルマンド)」「アリア」「ガヴォット」の4つの楽章で構成される、7分半ほどの作品。この当時の作品は「通奏低音」という名称で知られる、現在でいうところの「コードネームによる伴奏」に近い形態で演奏していたので、益田のギターも自然体で音楽をリードして進めていく。そのうえに乗るヴァイオリンも作品にあわせて、さきほどのエルガーよりも清廉で混じりけのないサウンドに姿を変えている。観客も肩に力をいれず、愉悦的な美しい響きに身を委ねるだけでいい……これぞ日曜の午後にふさわしい雰囲気の音楽を堪能することができた。

小野明子&益田正洋

小野明子&益田正洋

小野明子&益田正洋

小野明子&益田正洋

小野:どうしたんでしょうね。身体の方は動いているんですけれど、頭の方は日曜日なのか(笑)。まだ起きていなくてすみません(笑)。これから先の曲はほぼ暗譜しているので大丈夫です。それでは次に、バルトークのルーマニア舞曲をお聴きいただきたいと思います。これは普段、私はピアノと演奏することが多いのですが、この間ひさしぶりに益田くんとリハーサルをおこなったときに、2楽章と4楽章の“調”……つまり書かれている音階の種類が違って、弾き出したら全然ハーモニーが合わなくて……。で、益田くんが「僕に合わせてよ」みたいな表情だったので(笑)、私が移調して弾きました。有名な曲なので、どうぞお楽しみください。


3度目の正直で、今度こそトラブルなく3曲目のバルトーク『ルーマニア舞曲集』を演奏しはじめた小野と益田。そのタイトルの通り、ルーマニアの民族音楽を素材にした楽曲で、原曲はピアノソロである。ピアノ版では上品な演奏がなされることが多いのだが、小野と益田はいわば「土臭さ」を強調した編曲と解釈で演奏していくから実に痛快だ。ヴァイオリンの折り目正しさは一時的に後退。リズムも自由に伸び縮みし、奔放に音楽を牽引していけば、ギターは呼応するように時に激しくかき鳴らされ、ノイジーな響きも混ぜ込んでいく。劇的な盛り上がりをみせて楽曲がおわると、客席からは先ほどまでよりも大きな拍手が鳴り響いた。

小野:私と益田さんが知り合って今年で10年が経ちます。今日も懐かしい曲がたくさんあるんですけれども、何かいいですよね。一緒に音楽を通して年をとれるって。

益田:今日はおかしいですよね(笑)。なんで急に昔を振り返っているのか分かりませんけれど……。ちなみに、いま実は1曲飛ばしているんですよね。

小野:あ!? 「カンタービレ」がなかったのか!

ミスをも笑いに

ミスをも笑いに

観客は気づかなかったものの3度目のトラブルが起きており、残念ながら3度目の正直ならずだったようだ。客席からは大きな笑い声が巻き上がる。ふたりのやりとりはまだ続いていく。

益田:色んなトラブルが起きてまして、今日はどうしたのかな(笑)。今回、リハーサルをやっていくなかで、小野さんがなんて言ったかというと「私たちも年をとったんだから」とかって言うんですよ。そんなに言うほど、年とってないけどなと僕は思っていまして(笑)。

小野:いや、音楽が熟してきているんですよ。テンポ感が、前は一生懸命、早いものは特にとにかく早くみたいな感じだったのが、なんか早いテンポのなかにもゆとりを感じるというか、お洒落に音に表現したり、ハーモニーに反応したりしながら、色を作っていくみたいな……。それを一緒に楽しんでやっていけてるかなあという風に感じます。

益田:すばらしく、美しくまとめてもらっているんですけれど……、つまり瞬発力がなくなってきたいうことですよね(笑)。

小野:かもしれない(笑)。

客席からは再びドッと笑い声が湧き上がる。

益田:色んなトラブルに負けじと、いい演奏を!

小野:それでは、(先ほど飛ばしてしまった)パガニーニの「カンタービレ」をお聴きいただきたいと思います(笑)。

益田正洋

益田正洋

笑いに満ちたトークのあとに披露された4曲目のパガニーニ「カンタービレ」は、本日唯一のヴァイオリンとギターのために作曲されたオリジナル作品。ヴァイオリンの超絶技巧で一世を風靡したイタリア人ヴァイオリニストのパガニーニであるが、ギター奏者でもあったのはあまり知られていないかもしれない。実はヴァイオリンとギターの二重奏作品を数多く残しているのだ。カンタービレ(歌うように)というタイトルの通りの、イタリア・オペラを思わせる美しく叙情的な楽曲を最大限に引き立てる、流麗でゴージャスなヴァイオリンのサウンドと、職人的に引き立て役に徹するギターに酔いしれた。

小野:次にガラッとスタイルの違う、アルゼンチンタンゴの有名なピアソラが書いた「タンティ・アンニ・プリマ」、別名「アヴェ・マリア」を演奏したいと思います。これはヴァイオリンとギター用に、益田さんが編曲されたバージョンですけれども、すごく謙虚な彼は「Arranged by M. M.」と書いてあって、「M. M.ってだ~れ?」って聞いたら、「僕です」って言うから(笑)。結構、器用に色んな曲を編曲なさいますよね?

益田:やっぱり今、一般的に出回っている楽譜って、ピアノ伴奏を前提にしている楽譜が多いんですね。ギタリストはピアノの楽譜を渡されて「弾けるでしょ?」って言われてニコッとされることが多いんです(笑)。多分、ギタリストだけだと思うんですが、クラシックのことだけじゃなくて、例えば編曲したり、たまに作曲を求められたり、それこそギターといっても種類の違う楽器……フォークギターやエレキギターの曲を急にもってこられたりとかもするので、そういうのにドンドン対応していくために、色んなスキルを身につけていかなきゃいけないんです。編曲作業はそのスキルのひとつです。せめて謙虚に、編曲者名ぐらいイニシャルにしようかなと思ったら、小野さんに「ちゃんと書きなさいよ!」って言われたという(笑)。

小野明子

小野明子

5曲目のピアソラ「タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)」でも流麗なサウンドだが、今度はより回顧的でノスタルジックなサウンドを聴かせてくれた。それもそのはず、「タンティ・アンニ・プリマ」とはイタリア語で「何年も前に」、つまり「昔むかし……」という意味であるからだ。演奏が終わる頃には演奏開始から40分近くも経過しており、あっという間に最後の1曲となってしまった。

小野:最後に気合いをいれて立って弾きます(笑)。時々ノッてくると、どうしてもヴァイオリンって立って演奏するものですから、腰が上がってしまうんですね。それで益田君が「どうしたの?」みたいな感じで見上げるんです。次に演奏しますモンティのチャールダッシュはスタンドアップで弾かせていただきます。

益田:はい、どうぞどうぞ(笑)。立って弾くというのは(クラシック)ギターの場合、現在では一般的ではないですけども、19世紀当時はギターにストラップを付けて、立って弾くということもあったようです。でも段々、ギターを弾く作業がすごく細かくなってきて、座って弾くようになったんですね。最後の曲、モンティの「チャールダーシュ」ですけれども、ヴァイオリンの定番曲として有名になってますけれど、オリジナルはマンドリンという楽器のために書かれた曲なんです。実は先日、マンドリンの方と別のモンティの曲をリハーサルで弾いてみたら、ちょっと言葉が悪いんですが、しょうもない曲だったんです(笑)。一生に一度、ヒット作をどんな作曲家でも残すと言われていますが、モンティさんはこの曲が世界中でヴァイオリニストたちに弾かれていて、ひっそりと本当はオリジナルだったはずのマンドリンの人たちにも弾かれていて、ピアノや、今日僕がやるようにギターの伴奏でやられたりと、本当に皆さんにとっても有名な曲になっています。

終演後にはCDへのサイン会も

終演後にはCDへのサイン会も

小野:そして今日、入り口の方にあったと思うんですが、CDを何枚か置かせていただいております。私は昨年末にやっと2枚目を出したんですけども、なんと益田君は20枚出しているんです(笑)。なんか私、まだヒヨコみたいなもんですよね、ウサギとカメみたいな。

益田:その流れでいくと、「私は2枚目を出しましたが、益田さんは"二枚目"です」って言ってくれるのかと思ったんですけど、それは言ってくれなかったですね(笑)。そして正確にいうと22枚目ですね。22枚買ってとは言わないので、今日せめて1枚……(笑)。

音楽ではなくトークがメインなんじゃないかと思ってしまいそうになるほど、観客を沸かせた後、演奏をはじめたモンティ「チャールダーシュ」。この曲もいわゆるジプシー(現在はロマと呼称)が街中で弾いていたような音楽をモデルにしているので、『ルーマニア民族舞曲』のように奔放に音楽が展開されていく。ヴァイオリンが自由に煽ったり、しっかり溜めたりしながら、ギターもしっかりと合わせていく緊張感が実にスリリングだった。

小野:それでは最後に(アンコールとして)、武満徹の書かれた「島へ」をお聴きいただきたいと思います。本来は合唱のために書かれた作品です。今日はありがとうございました。

手短な紹介で演奏されたアンコールは、武満徹「島へ」。運命の人とのめぐりあいを思い願う内容の曲をふたりは情緒豊かに、力まない演奏で聴かせてくれると会場もクールダウン。あっという間の50分間であった。たっぷりと楽しいトークと演奏を聴かせてくれた両名に、終演後お話をうかがった。 


――演奏の合間に、はじめて共演されてから10年になるとお話しされていましたが、共演者としてのお互いの印象はどのような感じなのでしょうか?

小野:一緒に演奏していて弾きやすいし、和みやすいという感じですね。お互い割とカチッとスタイルを決めていない方なんですけれど、だからこそ臨機応変にお互いのアイデアを取り込んでいけます。プログラミングについてもお互い相談し合って意見出し合って決めていけるから楽だし、自然体でいける感じです。

益田:コミュニケーションが取りやすいので、カチカチッとやり過ぎる人も中にはいるんですが、そういう良い意味での曖昧な部分がありまして、舞台上で演奏していても、そういう雰囲気が感じられるんです。


――そうしたおふたりが醸し出す雰囲気の良さは、客席にもすごく良く伝わってきました。トラブルもありましたがその分、会場もなごみましたよね。

益田:出鼻をくじいてしまったので、大反省なんですけれども……。

小野:日曜日の朝ということで、お許しを……という感じですね(笑)。

インタビューに答える二人

インタビューに答える二人

――編曲も益田さんがなさったりするとのことで、レパートリーも広く、多彩な表現を楽しませていただきました。

小野:編曲してくださるのは心強いですね。そして無理なものははっきり無理っておっしゃってくれるので。

益田:まあ出来ないのはね、それはもちろんあります。でも、無理難題を押し付けられたことはないですよ。


――ホールと違う、こうした観客と近い環境で心がけていらっしゃることなどありますか?

小野:一番大切にしているのは、どのシチュエーションで、どういうお客様に演奏するのかによってプログラムを変えることです。レパートリーが沢山あるので、色々ピックアップできて、10年間ひとつとして全曲同じプログラムで弾いたことはないと思います。

益田:僕は、特には意識していないですね。逆に意識しちゃうことによって制約される部分も多いと思うので。デュオやるときでも、例えば、ずっと同じ会場で練習できればいいんですけれど、そういうことって絶対ないので、だから音を通じてコミュニケーションしているので、相手の言っていることを理解してとか、聴いている人たちのリアクションをなんとなく感じながら演奏したりしています。そういう意味では、あんまり違和感を感じることはないですね。


――小野さんのヴァイオリンのサウンドや表現が、曲目によって変幻自在に姿をかえていくことにとても感動しました。ご本人としては、どのように意識していらしゃるのですか?

小野:とにかく心がけているのは、音色とかアーティキュレーションとか、ひとりひとりの作曲家の声色を変えること。例えばその作曲家がポルタメントとかルバートとかをよく使う作曲家であれば、それはやっぱり使わなきゃいけないです。とにかく、なるべく音楽と作曲家のことを考えて、それを想像することですね。


――今度は益田さんにお聴きします。トークでもおっしゃられていましたが、ギターの伴奏というとどうしても音量バランスに苦慮されるかと思うのですが、どのように工夫されているのでしょうか?

益田:それはやっぱり、どうしてもつきまとってしまうものですね。気は使ったりしますけど、逆にギターが頑張りすぎると、かえってそれが目立ってしまったりとか、それこそ共演者の音量もどんどん上がってしまったりすると結局バランスがとれなくなります。なので、ちゃんと弾くところは弾いたりとか、小さくするところは小さくしたりします。最初はピアノとのバランスで慣れている人からすると違和感があるんですけれども、そのうち段々「こういうものなんだな」っていうのが分かってくると思うので。だから変に無理をしないというか、ヴァイオリンに対抗しないということが……

小野:そう、対抗しないし、競わないね。

益田:最終的に室内楽ですから、良いハーモニーにならないといけないですからね。

インタビュー中の様子

インタビュー中の様子

――小野さんは他のギタリストと共演されることもあるんですか?

小野:益田さんだけです。

益田:専属……。

小野:そう、専属ギタリスト(笑)。しっくりきたパートナーに会ってしまったので、これ以上求めることはないですね。


――そんな相性ばっちりの益田さんですが、小野さんからみるとその魅力はどううつっていらっしゃるのでしょうか?

小野:とにかく「よく聴くこと」ですね。それから繊細。そして、お互い追求している音楽が似ているというか、同じなんだと思うんですね。音色に対する捉え方とかが一致していると思います。すごく勉強になるし、一緒に弾いていて聴きたくなる人ですね。合わせたくなる。


――12月に、またおふたりが共演されるコンサートがあるそうですね。どのような内容を考えていらっしゃるのか最後に教えてください。

益田:小野さんは大変だと思うんですけれど、ギターとヴァイオリンというデュオをやるからには、やっぱりオリジナルの作品って絶対入れたいと思っています。もちろん、小野さんのファンの方も絶対いらっしゃるので、ヴァイオリンの定番のレパートリーとかも取り入れるんですけれど。オリジナルのレパートリーなんかを通じて、またギターに対する良いイメージをもっと皆さんにもっていただければなと思っています。だからギターの魅力だったり、アンサンブルの素晴らしさだったりっていうのを知っていただけるようなコンサートに出来たらいいなと思っていますね。

――本日は日曜の午後にふさわしい、素敵な雰囲気の演奏とトークを、有難う御座いました!

小野明子&益田正洋

小野明子&益田正洋

クラシック音楽は堅苦しいと感じている人にほど足を運んでいただきたいサンデー・ブランチ・クラシックは、毎週日曜13時から。わずか“500円”で聴ける休日のちょっとした贅沢として、これ以上の楽しみはないだろう。


取材・文=小室敬幸 撮影=早川達也

公演情報
5月14日
岡田 奏/ピアノ
13:00~13:30
MUSIC CHARGE: 500円

6月4日
1966カルテット/女性カルテット
13:00~13:30
MUSIC CHARGE: 500円

6月18日
文代fu-mi-yo/声楽家
13:00~13:30
MUSIC CHARGE: 500円

■会場:eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
■お問い合わせ:03-6452-5424
■営業時間 11:30~24:00(LO 23:00)、日祝日 11:30~22:00(LO 21:00)
※祝前日は通常営業
■公式サイト:http://eplus.jp/sys/web/s/sbc/index.html​

 

シェア / 保存先を選択