白井晃演出で『オーランドー』日本初演へ!美貌の青年貴族に多部未華子、エリザベス女王に小日向文世が挑む
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オーランドー
2017年9月~10月にKAAT神奈川芸術劇場、新国立劇場 中劇場にてKAAT×パルコ プロデュース公演『オーランドー』の上演が決定した。物語の主人公であるオーランドー役は多部未華子が務める。
日本初演となる本作は、20世紀モダニズム文学の重鎮で最も有名な女流作家のひとりであるヴァージニア・ウルフの代表作を、1974年生まれのアメリカの劇作家サラ・ルールが翻案。サリー・ポッター監督の映画『オルランド』(1992年)でも知られる人物オーランドーを、現代的に生き生きと甦らせる。
<あらすじ>
16世紀のイングランドに生を受けた少年貴族オーランドーは、エリザベス女王をはじめ、あらゆる女性を虜にする美貌の持ち主。しかし初めて恋に落ちたロシアの美姫サーシャには手ひどくフラれてしまう。傷心のオーランドーはトルコに渡る。その地で30歳を迎えた彼は、なんと一夜にして艶やかな女性に変身!
オーランドーは18世紀、19世紀と時を超えて生き続け、またもや運命の人に会い、それから……
奇想天外なストーリーながらも、数奇な運命をたどるオーランドーの人生をなぞり、“真の運命の相手には時代も国も性別も関係なく巡り合えるはず!”というヴァージニア・ウルフの強いメッセージが感じられる本作を演出するのは、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃。
これまでKAATプロデュース公演で演出してきた『ペール・ギュント』『夢の劇 –ドリーム・プレイ–』『マハゴニー市の興亡』など上質でアカデミックな印象の作風を踏襲しつつも、わずか6名の俳優で、これまでとはひと味異なった新たな表現に挑戦する。
出演は、あらゆる女性を虜にする美貌の青年貴族であり、性と時を超える魅惑の人物・オーランドー役に多部未華子。オーランドーを寵愛するエリザベス女王役に小日向文世。ほか、TEAM NACSの戸次重幸や、池田鉄洋、野間口徹らが、年代や性別の異なる複数の人物を演じわける。さらに、20歳の新進女優・小芝風花がミステリアスなロシアの姫君サーシャに挑戦することにも注目したい。
オーランドー
オーランドー役の多部未華子と、エリザベス女王役の小日向文世から、台本を読んだ際の感想を告げるコメントが到着した。
◆原作:ヴァージニア・ウルフ
◆翻案・脚本:サラ・ルール
◆翻訳:小田島恒志/小田島則子
◆演出:白井晃
◆出演:多部未華子 小芝風花 戸次重幸 池田鉄洋 野間口徹 小日向文世
◆演奏:林正樹 相川瞳 鈴木広志
◆KAAT公演:2017年9月23日(土)~10月9日(月・祝)
KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
◆東京公演:2017年10月26日(木)~29日(日)
新国立劇場 中劇場
◆松本公演:2017年10月18日(水)
松本市民芸術館
◆兵庫公演:2017年10月21日(土)~22日(日)
兵庫県立芸術文化センター
◆お問合せ:
http://www.kaat.jp
パルコステージ 03-3477-5858 (月~土11:00~19:00/日・祝11:00~15:00)
http://www.parco-play.com/
◆前売開始:2017年7月1日(土)
◆企画・製作:KAAT神奈川芸術劇場、株式会社パルコ