真島ヒロ氏もサプライズ登場『劇場版FAIRY TAIL –DRAGON CRY-』 真島氏を追いかけて柿原徹也がフランスへ!?

2017.5.6
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『劇場版FAIRY TAIL –DRAGON CRY-』舞台挨拶 (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

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映画『劇場版FAIRY TAIL –DRAGON CRY-』(配給:ギャガ)が5月6日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開中となっている。「週刊少年マガジン」にて2006年より連載が開始し現在も連載中のコミック『FAIRY TAIL』は、幅広い年齢層に愛され、TVアニメは全277話という長期に渡り放送。海外からも高い評価を受け、全世界累計発行部数6,000万部を超える大ベストセラー作品である。

劇場版は、原作者・真島ヒロ氏が自ら描き下ろした約200ページに及ぶ渾身のネームを基に創られたオリジナルストーリーとなっており、断崖絶壁に囲まれた孤島・ステラ王国を舞台に、ナツやルーシィたちおなじみのメンバーに加え、魅力的な劇場版オリジナルキャラクターたちがスクリーンを彩る。

5月6日(土)には、TOHOシネマズ 新宿にて本作の公開を記念してメインキャストの柿原徹也平野綾釘宮理恵、主題歌担当のi☆Ris茜屋日海夏とみみめめMIMIタカオユキのユニット「POLKA DOTS」らが登壇する初日舞台挨拶が実施された。

舞台挨拶では、キャスト陣から10周年を迎えた本作との思い出や、『FAIRY TAIL』に対する思い、主題歌を担当したPOLKA DOTSからは曲に込めた思いやレコーディング時の裏話などが語られた。

『FAIRY TAIL』原作者:真島ヒロ氏 (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

イベントには、スペシャルシークレットゲストとして、原作者の真島ヒロ氏がサプライズ登壇。予告されていなかった真島氏の登壇に、『FAIRY TAIL』ファンで埋め尽くされた満席の観客席からは大歓喜の拍手と歓声が上がり、今回の舞台挨拶で久しぶり再会を果たした真島氏と柿原、平野、釘宮らキャスト陣は、その再会を喜んだ。

柿原と真島氏は特に仲が良く、かつて真島氏がイベントでフランスのパリに行った際について「フランスについてから日本にいる柿原くんに連絡して、冗談で『柿原くんも来なよ』と言ったら本当に日本からフランスまで来たんです!」とびっくりエピソードを明かす場面も。「しかも全額先生が払ってくださったんですよ」と柿原もさらに驚きの真島ヒロの太っ腹具合を語り、会場内を驚かせた。

ナツ・ドラグニル役:柿原徹也 (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

舞台挨拶の終盤には真島氏より劇場に駆けつけたファンに向けて「皆さんのおかげでこんなにも長い間連載させて頂き、本当にありがたいです」と、ファンへの感謝が告げられた。

イベントの最後には柿原の呼びかけで、柿原が「DRAGON!」と叫ぶと満員の観客席のファンが「CRY!」と応じ、登壇者とファンが一体となったところで舞台挨拶は幕を閉じた。

舞台挨拶で語られた登壇者のコメントは以下の通り。

——劇中で印象的なセリフは?

柿原徹也:100点満点の回答をすると全てのセリフになってしまいますが(笑)、どれか一つをあげると「俺は何に見える?」というセリフが、作品のテーマにも沿った大切なセリフでとても印象に残っています。

ルーシィ・ハートフィリア役:平野綾 (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

平野綾:柿原さんが言ったセリフは、劇中にも最初と最後で2回、言うセリフなんですよね。じつは、本日から皆さんにもお配りしている来場者特典の第1弾である「真島ヒロ先生の描き下ろしネーム本」にもそのセリフがあるのですが、先生のネーム本の最後の余白部分には、真島先生からのとても重要なメッセージも書かれているので、そこもぜひ注目して頂きたいです。

——ファンに向けてのメッセージ

POLKA DOTS タカオユキ (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

POLKA DOTS タカオユキ:今回主題歌を作るにあたって真島先生と実際にお会いし、お話しさせて頂きました。実際に原作の先生に会えることはなかなかないので熱い思いがこみ上げて、作品のテーマなどをお聞きして本当に作曲に真摯に向き合えました。本日こうして『FAIRY TAIL』が大好きな皆さんと初日を迎えられて夢のようです。

POLKA DOTS 茜屋日海夏 (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

POLKA DOTS 茜屋日海夏:中学生の時に初めて『FAIRY TAIL』の原作を読んで、当時はこんな形で関わらせて頂けるなんて思いもしなかったので、本当に不思議な気持ちです。今回主題歌を担当させて頂き、素晴らしい作品に関わる事ができて、しかも初日舞台挨拶に参加させて頂き本当に嬉しいです。

ハッピー役:釘宮理恵 (c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

釘宮理恵:今回1年ぶりの『FAIRY TAIL』でしたが、すんなりハッピーの役に戻る事が出来て、楽しく収録できました。TV版の収録をしていた頃に、原作の真島ヒロ先生と一緒にご飯を食べに行った時がとても楽しかったのを良く覚えています。真島先生の素敵な人柄が良く分かりました!

平野綾:またこの作品でこのメンバーで初日を迎えられて本当に嬉しいです。今「ルーシィ・ハートフィリアです」と言ってウキウキしています。『FAIRY TAIL』という作品は原作の真島先生もスタッフの方々も声優陣も熱がすごい作品なので、この劇場版もファンの皆さんの熱で盛り上げて頂きたいと思います。

真島ヒロ:今回の劇場版がみなさんの目にどう目に映ったのかはまだわからないですが、面白いと思って頂けたらそれはスタッフや声優さんの力だと思うので、その人達を労って頂けると嬉しいです。原作の方は現在最終章で、終わりに向かっているのですが、みんなが良かったと思って頂ける終わりに向けているので、ぜひご期待ください!

柿原徹也:こんなにたくさんの方々にお越し頂き、本当にありがとうございます。長年ナツと歩んできて、ルーシィやハッピーと冒険をしてきて、劇場版まで来ることができました。TV版とは違いわざわざ劇場まで足を運んでくださる方々がいて、こんなに嬉しいことは他にありません。お越し頂いている皆さんに恥じないような作品を作ったという自信もあるので、これからもどうぞ宜しくお願いします。
 

映画『劇場版FAIRY TAIL –DRAGON CRY-』はTOHOシネマズ新宿ほか全国公開中。

作品情報
劇場版FAIRY TAIL DRAGON CRY-

キャスト:柿原徹也 平野 綾 釘宮理恵 中村悠一 大原さやか 佐藤聡美 堀江由衣 古川 慎 悠木 碧  斉藤次郎

原作:『FAIRY TAIL』真島ヒロ(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:南川達馬 
脚本:米村正二 
キャラクターデザイン・総作画監督:山田裕子 
音楽:高梨康治 
音響監督:はたしょう二 
制作:A-1 Pictures 
製作:劇場版フェアリーテイルDC製作委員会
配給:ギャガ(gaga.ne.jp/FT.DC/)
(c)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会

<劇場版STORY> 
人間たちに葬られたドラゴンたちの怒りが宿る杖・竜の涙(ドラゴンクライ)……。妖精の尻尾(フェアリーテイル)は、奪われた杖を取り戻し、世界を守ることが出来るのか――!?
フィオーレ王国の神殿に奉られた魔法の杖・竜の涙。世界を滅ぼすほどの力を秘めるというこの杖が、王国の反逆者ザッシュによって奪われ、ステラ王国の国王・アニムスの手に渡ってしまう。竜の涙奪還の依頼を受けた魔導士ギルド・妖精の尻尾(フェアリーテイル)のナツ、ルーシィ、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルは、ザッシュを追ってステラ王国へと潜入する。そして竜の涙を巡る攻防の中で、彼らはアニムスに仕える魔術師・ソーニャと出会うが……。
竜の涙を我が物としようとするアニムスの狙いとは!? 国を救いたいと願うソーニャの秘密とは!?
様々な思惑が交錯する中、妖精の尻尾(フェアリーテイル)は世界の危機に立ち向かう!! 
そして、壮絶な闘いの中で、ナツの本能が目を覚ます――!?
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